Skip to main content Skip to first level navigation
現在地

Share

Main content
ここから本文です

Challenge

“遠隔地に居住して働く“
という選択肢があって良かった!
【第3話】


Hori Yuki

堀 悠貴さん

リコー 
デザイン部門

自律的に時間と場所を選び柔軟な働き方ができる制度を活かして、神奈川から愛知に移住。
妻の体調不良が改善しただけでなく、近くに住む両親や祖母との交流も深まり、安心感のある生活を送れるようになりました。

現在、ご担当されているお仕事を教えてください。

堀さん:私はデザインセンターに所属しており、主にデジタルサービス製品のUI/UXデザイン(※)を担当しています。例えば、「RICOH kintone plus」という業務アプリケーションツールのUIデザインや、開発中の3次元空間ソリューションのUIデザインなどです。

※UI/UXデザイン:UI(ユーザーインターフェイス)は商品やサービスと利用者を繋ぐ接点、UX(ユーザーエクスペリエンス)は利用者が商品やサービスを利用した際に得られる体験のこと。

遠隔地居住をする前の働き方を教えてください。

堀さん:リモートワーク中心の働き方で、必要に応じてオフィス(神奈川県海老名市)に月3~4回程度出社していました。例えばインタラクティブホワイトボード(電子黒板)や複合機のUIデザインでは、実機に投影して確認したり、その場で実機を触ったりしながらデザイン検討を行う必要がありました。

遠隔地居住をしようと思ったキッカケは?

堀さん:もともと私も妻も愛知県出身で、5年前に私がリコーに転職したのをきっかけに、神奈川県川崎市に2人で移住し生活していました。妻は神奈川で仕事を始めたのですが、不慣れな土地での生活と、新たな勤務先の職場環境にあまり馴染めなかったようで、体調を崩してしまいました。どうしたらいいか悩んでいた時に、リコーのリモートワーク制度で遠隔地居住という選択肢があるのを知り、マネージャーに相談して、愛知県安城市への移住を決めました。お互いの両親が近くに住んでいることも理由の1つでした。

住まいのマンションからの景色 ベランダで仕事

遠隔地居住をしてからの働き方や日常生活について教えてください。

堀さん:基本的には午前9時から18時あたりまで自宅でリモートワークをしています。妻も仕事が忙しいため、家事は分担しています。例えば、妻が会社に出勤する支度をしている間は、時間に余裕がある私が朝食を作っています。妻が帰ってきた後は、夕食後に運動不足解消のために一緒にジムまたは散歩に行くのが日課です。日中はリモートワークで家の中にこもりがちなのを解消するために、ベランダで仕事をすることもあります。椅子やテーブルを置いており、そこでやっています。

住まいの近所の田んぼ゚

遠隔地居住をして「良かったこと」を教えてください。

堀さん: 何よりも、妻の体調が改善されたことが本当に良かったです。遠隔地居住制度が無かったら、転職も考えざるを得ませんでした。また、お互いの両親の家が近いということもお互いに安心感があります。特に妻の両親はとても喜んでくれて、一緒にバーベキューを行うようになったり、両親の実家の九州へ旅行に出かけたりするようになり、コミュニケーションの機会も増えました。また、私の祖母も近くに住んでいるので、今まで以上に顔を見せることができ、とても喜んでくれています。私としても、将来的に両親や祖母のサポートができるので安心できます。
私の仕事の面では、今思えば、現物確認が不要なデジタルサービス系の商品を担当することになったので、オンライン上でのやり取りで支障なく業務ができていると感じます。

義弟夫婦と妻とお義父さん
妻と私 運動中゙

遠隔地居住をして「困ったこと」などありましたら、教えてください。

堀さん:リモートワークは以前からやっているので、それほど困っていることはないのですが、強いて言えば、仕事のメリハリをつけるのが難しい点ですかね。かつては部署のメンバーと同じ空間を共有して一緒に仕事をスタートし、終わったら一緒に帰ろう、みたいな感じでしたので、ONとOFFの切り替えがしっかりついてました。今は、自分以外誰もいない部屋で仕事をスタートし、終わりも誰かと一緒に終わるわけではないので、意識的にONとOFFを切り替えなければなりません。これが上手くいかないこともよくあります。
他には、ずっと家に引きこもりがちになるので、気分転換がしにくいといった困りごとはあります。朝散歩に行ったり、仕事する部屋を変えたり、会議が少ない日は近くの図書館でリモートワークをすることで、気分転換をしています。

三河安城JR駅に立って新幹線駅を撮影゚

私 運動中゙

遠隔地居住の制度についてはどう感じていますか?

堀さん:非常にありがたい制度であり、今後も継続して利用できると非常に助かります。業務上、少しでも出社する必要のある時にはマネージャーに相談して出社しているのですが、集まって何かやるとなった時には、少なからず他のメンバーに気を遣わせていることがあると感じています。でも、その分、しっかりと他でカバーできるように頑張ろうと思うと、モチベーションも上がります。
制度を継続できるよう、遠隔居住前以上に成果を出していくことを心掛けて仕事に取り組み続けます。

私 運動中


あわせて読みたい記事

リコーを変える
新たなチャレンジについて
リコー公式Facebookで発信中!

リコー公式Facebook