リコーグループは、「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」という創業の精神(三愛精神)に基づき、「“はたらく”に寄り添い変革を起こしつづけることで、人ならではの創造力の発揮を支え、持続可能な未来の社会をつくる」ことを使命と目指す姿としています。
リコーグループは、目指すべき持続可能な社会の姿を、経済(Prosperity)、社会(People)、地球環境(Planet)の3つのPのバランスが保たれている社会「Three Ps Balance」として表しています。この目指すべき社会の実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」「経営基盤の強化」「社会貢献」の3つの活動に取り組み、国際社会で合意された「持続可能な開発目標(SDGs)*」の達成に貢献していきます。
* 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)
国連で合意された2030年までの世界的な優先課題および世界のあるべき姿を定めた世界共通のゴール。17の目標と169のターゲットで構成される。
環境・社会・ガバナンス分野におけるリコーグループの中長期的な課題を経営レベルで継続的に議論し、グループ全体の経営品質向上につなげる目的で2018年5月にESG委員会を設置しました。ESG委員会はCEOを委員長とする意思決定機関です。社内取締役を含むグループマネジメントコミッティ(GMC)メンバーとビジネスユニットプレジデント、グループ本部役員に加えオブザーバーである社内監査役から構成され、ESG推進部門が事務局を務めています。四半期に一度開催される委員会ではサステナビリティ領域における事業の将来のリスク・機会や、重要社会課題(マテリアリティ)の特定、ESG目標の設定等について審議しています。ESG目標の進捗状況については、ESG委員会や取締役会等を通じ、経営レベルで監督が行われています。
* TCFD
気候関連財務情報開示タスクフォース。⾦融安定理事会(FSB)によって設⽴され、企業に対する気候関連リスク・機会
の情報開示の促進と、低炭素社会へのスムーズな移行による⾦融市場の安定化を目的としている。
第1回 | 5月 |
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第2回 | 8月 |
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第3回 | 11月 |
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第4回 | 3月 |
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* RBA(レスポンシブル・ビジネス・アライアンス):150社以上の大手企業が参加するアライアンスで、サプライヤーに対する統一的な行動規範と監査手順に合意している