リコーグループは国際社会で合意された持続可能な開発目標(SDGs)と、リコーの経営理念を踏まえて、事業を通じて注力する7つの重要社会課題(マテリアリティ)を設定しました。社会課題に広く目を向けその解決にチャレンジすることで、新しい市場や提供価値を生み出し、その影響範囲を拡大していく事で社会の発展とリコーの成長の同時実現につなげていきたいと考えています。
リコーサステナブルプロダクツプログラムは、これら重要社会課題を解決するモノづくり・サービスを実現し、持続可能な社会づくりへ積極的に貢献する製品・サービスをお客様にお届けする事を目指したプログラムです。
リコーグループの製品・サービスを独自の指標に基づき評価を行い、社会課題解決に貢献する製品・サービスを「サステナブルプロダクツ」、特に優れている製品を 「サステナブルプロダクツPremium」として認定します。
今後、このプログラムを有効に活用し、すべての製品・サービスで「サステナブルプロダクツ」基準適合を目指したものづくりをおこないます。
リコーグループは、すべての企業活動の基礎となる考え方「リコーウェイ」の中で「私たちの使命」として「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、提供しつづけることで、人々の生活の質の向上と持続可能な社会づくりに積極的に貢献する」と掲げています。この「私たちの使命」を果たすべく、独自の厳しい基準を設け、自ら認証する「サステナブルプロダクツプログラム」を運用していきます。
基準適合製品比率*実績
リコーサステナブルプロダクツプログラム(以下RSPP)では①省エネ ②省資源 ③汚染予防 ④快適性 ⑤使いやすさの5つの評価軸で製品カテゴリごとに基準、また製品ランク認定条件を設け、製品評価を行っています。ここではそれぞれの評価軸の概要、複合機におけるランク認定条件についてご紹介します。
評価軸 | 概要 |
---|---|
省エネ | 画像機器におけるTEC値*やスリープモード消費電力など、どれほど製品の省エネルギー性能が優れているかを評価します。 |
省資源 | 本体重量や再生材の使用率など、製品や包装の製造における投入資源量をどれだけ削減できているかを評価します。 |
汚染予防 | 欧州RoHS指令(電気電子機器危険物質使用制限指令)をはじめとして、どれだけ環境影響化学物質に配慮した製品になっているかを評価します。 |
快適性 | 騒音やエミッション(粉塵、TVOC,UFPなど)の低減など、製品が利用される際に快適性を損なわない製品になっているかを評価します。 |
使いやすさ | 意識しなくても環境負荷が削減される機能を有しているか、スリープモードなどの環境にやさしい設定がストレスなく使えるか、またあらゆる人にも使いやすいアクセシビリティを有しているかなどを評価します。 |