リコーは、“はたらく”に寄り添い、変革を起こしつづけることで、人ならではの創造力の発揮を支え、持続可能な未来の社会をつくります。
近年、世界中で人々の働き方が多様化し、働く場所(ワークプレイス)に期待される役割が単なる作業場所から創造性を育む場所へと変化しています。リコーが目指すのは、この変容していくワークプレイスにおいてグローバル随一のインテグレーターとなることです。
その実現に向けて、私がCTOとして果たすべき役割は、リコー独自のテクノロジーをお客様が実感できる価値につなげること、そして、それを担う社員が「“はたらく”に歓びを」を実感し、組織を越えて学び、挑戦できる文化と環境を整えることだと考えています。
テクノロジー企業としての未来を切り拓くため、成長領域への選択と集中を進め、R&Dガバナンスを強化します。MOT(技術経営)の視点から、事業環境や将来性、リコーの強みを踏まえて技術ポートフォリオを強化し、新たな価値創出と事業成長につながる領域への投資を進めます。また、市場との対話と仮説検証を重ねるMIOI型R&Dプロセス*により、研究開発から事業化までの確度とスピードを高めます。
さらに、社内実践から得られる知見を通じて技術戦略およびデジタル戦略の実行力を高め、両戦略を随時見直すことで、競争力の源泉となる技術の創出と、お客様の業務変革やデータ活用の高度化につながる価値を提供していきます。
これらの戦略を担う技術人材・デジタル人材の育成と、技術倫理・ガバナンスの強化を進めます。技術、デジタル、知財、デザイン、社内外の知見をつなぎ、リコー独自のテクノロジーにより、お客様と共にイノベーションを起こしていきます。
リコーグループはこれからも、テクノロジーでワークプレイスの未来の構築に貢献してまいります。
コーポレート上席執行役員 CTO
野水 泰之