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持続可能な原材料調達

持続可能な原材料調達

方針/基本的な考え方

リコーグループは、サプライチェーン全体の環境負荷低減に向け、サプライヤーの皆様と協力しながら環境保全の取り組みの強化に努めています。購買規定において環境保全・社会倫理に配慮することをもとめており、また特に原材料木材調達においては合法的かつ環境面・社会面で原産地の持続可能性に配慮されて得られたものであることを確認することを規定で定めています。

サプライチェーンマネジメント:リコーグループ購買活動の基本的な考え方購買規定
原材料木材に関する規定

循環型社会実現にむけて、省資源方針を設定し、再生製品の提供を行い、環境負荷が低く、持続可能な資源への切替・積極利用に取り組むことを推進しており、様々なステークホルダーと協力して、リサイクル材の利用増加を促進しています。

循環型社会の実現:省資源方針
コメットサークル

原材料木材調達においては、生物多様性の保全、森林破壊の抑止、労働者の人権尊重などを目指し「リコーグループ製品の原材料木材に関する規定」と「用紙調達基準」を定めています。持続可能な調達フレームワーク(ISO20400)に沿ってステークホルダーと連携しながら、リコーが定めた認証やFSC認証などの持続可能な調達を促進し、森林破壊ゼロに向けた活動を進めていきます。

原材料木材に関する規定
用紙調達方針

推進体制/システム

環境・社会・ガバナンス分野におけるリコーグループの中長期的な課題を経営レベルで継続的に議論していくため、CEOを委員長とするESG委員会を2018年5月に設置しました。四半期に一度開催される委員会では経営幹部参画の元、原材料調達を含むサプライチェーンにおける取り組み状況や課題・投資判断など経営上の重要なテーマとして位置づけ審議を行っています。審議内容は定期的に取締役会へも報告されESG経営を高次元で実現する執行の監督を行っています。

サステナビリティ推進体制

目標と実績

持続可能な原材料調達と新規資源利用率削減の目標値を設定し、それぞれ進捗を開示しています。

循環型社会の実現:目標と実績
生物多様性保全:目標と実績

取り組み

原材料調達における環境面、社会面での悪影響を減らすためにサプライヤ―・パートナー行動規範への署名をお願いしており、2023年度の署名率は97%でした。さらに、定期的な「SAQ」を通じて遵守状況をモニタリングし、必要な改善を促しています。また原材料木材調達においてはサプライヤーにアンケートを行い、伐採地についてトレーサビリティを追求しています。

サプライチェーンマネジメント:サプライヤーとの信頼関係の構築
原材料木材に関する規定

購買部門では環境境社会面に配慮した持続可能な原材料調達・購買活動を理解する「ESG調達研修」を実施しています。

サプライチェーンマネジメント:ESG調達の取り組み

グリーン調達基準

製品に使用される原材料・部品を調達するための基準です。リコーグループに納入される原材料・部品は、この基準に沿って調達されます。
EU REACH規則対応として、自社Webシステムを利用し、仕入先様から含有化学物質の情報収集を行なっています。
(2024年4月改訂)

日本語版

グリーン調達基準 -第13版- [2023.08](20P 1,027KB)

グリーン調達を進めるにあたり、仕入先様に取り組んで頂くべき要求事項(環境管理システム構築、化学物質管理システム構築など)について記載しています。

環境影響化学物質管理基準 -第17版- [2024.4](30P 939KB)

リコーグループに納品する部品・材料について、それらに含有する環境影響化学物質の管理基準を記載しています。

CMSガイドライン

仕入先企業の皆様にリコー独自の化学物質管理システム(CMS: Chemical substances Management System)を構築して頂くための基準書です。
(2024.4改訂)

機器製品含有禁止物質 不使用宣言書

禁止物質が非含有であることを宣言していただくためのフォーマットです。
ダウンロードしてご使用ください。
※ファイルを開くためのパスワードは、各仕入先様へ個別にお送りする「宣言書提出依頼メール」に記載いたします。