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自分らしい働き方 ワーケーションでのチームビルディング、 出社するより価値があるかも!? 日頃、リモートワーク中心の働き方をしているチームの5名が、一緒に地域課題解決型ワーケーションを実践。

2022年12月7日
  • “はたらく”に歓びを
  • DEI

※所属・役職はすべて記事公開時点のものです。

愛媛県内子町が企画した4泊5日の課題解決研修型ワーケーションに、2ヶ月前に発足したばかりの部署のメンバー5名で参加させていただきました。テーマは「町並み保存で持続可能なまちづくり」。

今回のワーケーションツアーに参加した動機を教えてください。

峰岸さん:7月にできた新しい部署なので、新たなメンバーと直接的なコミュニケーションを取れる良いチャンスだと思ったためです。

西岡さん:私は、ワーケーションという働き方を実際に体験したいという思いがあったからです。また、新たな部署で、ほとんど横のつながりがなかったため親交を深める良い機会だと感じ、参加を希望しました。

川隅さん:私も、これまで経験したことのないワーケーションを実際に体験してみたいと思って参加しました。

石川さん:地域の課題を題材にした研修プログラムがあり、本業である新規事業の提案の練習になるのではないかと思いました。

メンバー

左から:
株式会社リコー 商品開発部門 新規事業担当
石川 真菜さん、山脇 卓さん、西岡 瑞穂さん、川隅 正則さん、峰岸 洋一さん

愛媛県内子町

現地で受けた地域課題解決プログラム、どう思いましたか?

西岡さん:地域の課題を知ることができて良かったです。内子町は、外から見ると、素敵な景観を持った静かな町だなという印象でしたが、そのきれいな町を保存するのにも長い年月をかけ協力し合いながら保存しているということが分かりました。

山脇さん:外から見るだけではその地域の課題はわかりづらく、現地の方々にお話を聞いて、初めて知ることができるものだと実感しました。ただ、課題解決の精度を上げるためには4泊5日では短かったです。さらに長期間滞在して課題を聞いて、それに直接触れることが必要だと思いました。

川隅さん:単に、旅行先で時間を取ってリモートワークをするだけでなく、地域の方とコミュニケーションを取れる時間をつくっていただいたので、地域の課題や魅力を理解することができました。

地域課題解決プログラム
地域課題解決プログラム

現地の方々との交流でどのような気づきがありましたか?

峰岸さん:単純に過疎化という地域課題に対して人を増やすという事だけでなく、自分達のコミュニティにどう馴染ませるかということを真剣に考えている人たちが沢山いるという事を知る事が出来ました。

西岡さん:町並みを保存するという目的を多くの人が共有し、一緒になって前に進めていることが分かりました。小さな町であることは関係なく、住んでいる土地をより良くしたいという思いを感じることができて良かったです。

山脇さん:今回は内子町のキーマンの方に直接お話を伺う機会を用意していただきました。その方々は常に問題を認識し言語化し、日々考えていらっしゃるので、お話が楽しくまた様々な経験をされていて刺激になりました。

現地の方々との交流風景

釣り体験プログラムはいかがでしたか?

西岡さん:人生で初めての釣り体験でした。景色の良い中、海の上で釣りをしましたが、時間を忘れ、またしたいと思うほど楽しかったです。

峰岸さん:釣りは、ほぼ初心者でしたが楽しく釣る事が出来ました。そのまま、釣ったものが食べられるというのは貴重な体験でした。

山脇さん:きれいな風景、海の様子とともに鯛の養殖や魚についてのお話を聞けたのも勉強になりました。

川隅さん:メンバーや、愛媛県の方との交流としてはいいプログラムでした。釣りの時間を共有し、その後、釣った魚で夕飯を一緒に過ごせたことも含めて。

釣り体験プログラム
釣り体験プログラム
釣り体験プログラム
釣り体験プログラム
釣り体験プログラム

滞在期間中の個人リモートワークはいかがでしたか?

峰岸さん:あらためて、リモートワークの制度やIT環境が整備され、どこでも仕事が出来るというのは喜ばしいことだと思いました。一方、オンライン会議の予定を入れすぎると、サテライトオフィスや自宅でやるのと変わらなくなってしまうため、せっかく遠方まで来たのに、外部の方と会うチャンスを作れなくなった日がありました。予定を立てる時に考慮する必要がある事を感じました。

石川さん:コワーキングスペースは個室が少なく、オンライン会議をオープンスペースでやっていたので、少しセキュリティ面が気になりました。

山脇さん:同じ部署のメンバーといつでもF to Fで相談可能な状態で行う仕事は楽しく、自宅でのリモートワークに比べてやる気も増していました。

個人リモートワーク風景

同じ部署の仲間とのワーケーションはいかがでしたか?

石川さん:コロナになってから編成された組織だったこともあり、過ごす時間による効果は高かったです。相手のことを知れたし、自分のことを話すこともできました。プライベートなことまで知れる時間が多く、チームで行くワーケーションは出社するよりも価値があると思います。

峰岸さん:コロナの影響で、若手社員がほとんど人と一緒に仕事をしたことが無かったので、そういう人たちに一緒の場で仕事をして、飲食なども共にする事を経験させるのはとても重要だと感じました。

西岡さん:今まで一度もお会いしたことがなく、お話しもほとんどしたことがない方もいましたが、今回のワーケーションを通じて非常に心の距離が近くなったと感じました。

山脇さん:個人ワークの最中にも他愛のない雑談や、業務上の相談を気軽に行えることが仕事のモチベーションを高めることに繋がりました。また、業務終了後に飲食店を探して現地の人も交えて会話することで、自宅でのリモートワークの環境ではなかなか知り得ないチームメンバーの性格やエピソードを知ることができ、信頼関係が深まったと感じています。日常業務では得られない情報や体験を地域に行くことで得る、という目的であれば、今後もワーケーションをやってみたいと思います。

リモートワーク風景
リモートワーク風景
リモートワーク風景