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Challenge

RPAやAIを活用した
業務プロセス改革による、
社内デジタル革命

RPAを活用し、製品の消費電力測定業務の
98%自動化を実現。

Tsutsumi Yoshihiro

堤 義広さん

リコー 品質管理部門

単なる業務の自動化ではなく、「社員一人ひとりが業務プロセスを改善し続ける体質づくりの手段」と位置付け、それによって創出された時間をより付加価値の高い仕事にシフト。

現在、担当されている業務(もしくは個人ミッションなど)
を教えてください。

堤:複合機・プリンターの省エネ関連の法規制・規格の取得・遵守に関わる業務を担当しています。具体的には、規制規格動向のチェック&ロビー活動、規格解釈、規格遵守のための社内基準制定、製品の消費電力測定試験所の管理、申請業務などです。また、私が所属している部署のRPA推進業務もしています。

RPAを活用する前に感じていた課題認識を教えてください。

堤:1回あたり3時間拘束される消費電力測定を年間200回以上こなしていました。単純作業に追われて、落ち着いて考える仕事までなかなかたどり着かない、できたとしても継続が難しいという状況でした。この疲弊する単純作業から逃れようと考えたのがRPA化に取り組むキッカケでした。
消費電力測定は、人が行う作業なので、計測ミスが発生する可能性があります。そのため、ミスを防ぐためのチェックを行うことや、チェックが漏れないための仕組みづくり、判明したミスの修正作業・・・と、電力を測定した後の工程も多く、本当になんとか効率化できないか、と考えていました。

堤 義広

RPAをどのような業務に活用してきたか(もしくは、しているか)教えてください。

堤:製品の消費電力測定業務では5年前からRPAを徐々に取り入れて、今では約98%を自動化しました。例えば、プリント印刷指示、紙が排紙されるまでの時間測定、電力計の操作、測定時間管理を自動化することで、1回あたりの拘束時間が2.5時間から15分に短縮することができました。
私の部署では他にも、異常環境下で電子部品が発火する条件および発火の様子を確認する試験業務でRPAを取り入れることで、人の作業時間を60分から2分に短縮するなど、様々な業務に活用し始めています。

それによってご自身もしくは組織がどう変わってきたか、
今後、どうしていきたいか、教えてください。

堤:RPAを導入することで、大幅に作業効率がアップするとともに、行うことができる業務の範囲が広がりかつ作業に必要な人数は従来よりも少ない人数でできています。その結果、現場の担当者の改善活動の成果が明らかになり、社員のモチベーションは向上し、業務の改善意欲は明らかに高くなっています。また、業務の自動化を検討することで、従来の業務のやり方が本当に必要なのか?最善の手法になっているか?を改めて考えることが習慣になり、全体の業務の質が向上していると感じます。

今後は、組織内のRPA化できそうな業務をもっと掘り起こしていきたいですし、RPAでできることを全社にもっと認知してもらい、活用度を高めてもらうことで、さらなるモチベーションアップにつなげていきたいです。

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