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主な社会貢献活動

事業を通した社会課題解決と並行して、事業領域内外に関わらず、“意志と責任”をもって重点的に取り組むことを決めた社会貢献活動を、地道に継続的に実施しています。会社や社員が直接実施する活動はもとより、社会課題の解決に向けて活動しているNPO・NGOなどの支援も含まれます。

重点分野と主な社会貢献活動

重点分野1:はたらく人のインクルージョン
  • 「はたらく人のインクルージョン」とは?
  • SDGsが目指す“誰も取り残さない”社会に向けて、多様な働く人、例えば障がい者、ホームレス、移民、難民、シングルマザーなど働くことに困難を抱える人の「はたらく」を支援することを、「はたらく人のインクルージョン」と呼んでいます。
  • 重点分野への設定背景
  • 「はたらく歓び」を支える企業として、事業では、人がより人間的な創造性のある仕事に注力できるための製品やソリューションの提供を目指しており、社会貢献では、働くことに困難を抱える人の支援を行うことで、より多くの人の「はたらく歓び」を支えたいと考えています。
  • 関連プログラム
  • 若者向けデジタル支援プログラム
  • 画像:若者向けデジタル支援プログラム

    急速なデジタル社会の進展のなかで、情報格差により就労に困難を抱える若者たちの支援を行っています。リコーグループ社員がデジタルイノベーションで変化するワークプレイスを紹介するほか、画像制作案件における受注から納品までの業務を疑似的に体験できるデジタル技術を活用したスキルトレーニングを提供するなど、働くことへの参画を後押しします。

  • インド農村部アーティスト支援プログラム
  • 画像:インド農村部アーティスト支援プログラム

    インド農村部在住の生計を立てることが難しい女性アーティストを対象に、デジタルスキルの向上とリコー独自の立体表現手法(2.5D)を組み合わせて支援を行っています。ローカルアーティストが技術を身につけ、収入向上や生活改善につながるように支援することを目的とし、デジタルを使ったアートとテキスタイルデザインの制作技術トレーニングを実施しています。本プログラムを通して、SDGsが目指す“誰も取り残さない”社会に向けて、デジタル技術を用いて格差解消に貢献していきます。

  • 「そだちえ」による親子を取り巻く活動支援
  • 画像:「そだちえ」による親子を取り巻く活動支援

    リコーが提供するオンライン写真販売サービス「こども成長アルバム そだちえ」では、保護者が購入した写真の収益の一部をNPO・フローレンスに寄付することで、病児保育、障がい児保育、ひとり親支援など、主に働く親子を取り巻く社会問題の解決を支援しています。本活動を通じて、フローレンスと連携し、親だけが子育てする社会から、社会全体でそれを支え、共に子ども達を育むことがあたりまえの社会の実現を目指しています。

重点分野2:生活の質の向上(教育、ヘルスケア、まちづくり)
  • 「生活の質の向上」とは?
  • 「生活」とは、環境、ヘルスケア、教育、レクリエーション、文化等、人々のライフスタイルに関連するすべてのものを指し、リコーグループならではの価値を提供・創造することで、「生活の質の向上」に貢献したいと考えています。社会貢献では、特に生活の基盤である教育、ヘルスケア、地域コミュニティの3つの分野を対象とし、「生活の質の向上」に取り組んでいます。
  • 重点分野への設定背景
  • 「世の中に役立つ新しい価値を生み出し、生活の質の向上と持続可能な社会づくりに責任を果たす」という経営理念に沿って、事業を通して課題解決に貢献するマテリアリティとして「生活の質の向上」を設定しています。社会貢献でも、同様に貢献していきます。
  • 関連プログラム
  • リコーサイエンスキャラバン
  • 画像:リコーサイエンスキャラバン

    子どもたちに科学を好きになってもらう機会を提供することを狙いとして、全国の科学館などを訪問し、実験教室を行う「リコー・サイエンスキャラバン」を展開しています。リコーの人材と技術をベースとして、静電気を利用したコピー機の原理やデジタルカメラの構造など、参加者が体験を通じて理解できるプログラムを開発・運営しています。

    2020年度からは、文部科学省が推進する教育改革の柱であるアクティブラーニング(探究型学習型含む)型プログラムの開発に新たに取り組んでいます。文部科学省と連携をしながら新しい教育スタイルを追求することで、リコーの将来のビジネスに繋げています。

    ステークホルダーダイアログを実施

  • 市村自然塾 関東
  • 画像:市村自然塾 関東

    「市村自然塾 関東」は、“生きる力を大地から学ぶ”の理念のもと、農作業と共同生活を通して子どもたちの成長支援を行っています。「自然の助けを借りながら、ともに考え、知恵を働かせ、自らの汗を流し、自らが成長する」を基本方針に、春の種まきから秋の収穫まで、一連の農作業のすべてを子どもたち自身の手で行う活動です。また、卒塾生で構成される「大地の会」が行なう活動をサポートし、社会へ巣立つ塾生達の成長を支援し続けています。

    市村自然塾15周年記念対談

重点分野3:気候危機への対応と生物多様性保全
  • 「気候危機への対応と生物多様性保全」とは?
  • 近年、地球温暖化の影響とみられる災害が世界各地で相次いでいる状況から、気候変動に代わり気候危機という言葉が使用されるようになり、グローバルでの対応強化が求められています。リコーは、温暖化防止、生物多様性保全につながる森林の保全、植林活動を通し、「気候危機への対応と生物多様性保全」に取り組んでいます。
  • 重点分野への設定背景
  • リコーの主力事業である複写機ビジネスは紙を大量に印刷することに寄与するため、事業としてもその削減に取り組む一方で、社会貢献として生物多様性保全を強化することで、環境負荷を削減するだけでなく、地球の再生能力を維持し、高めていくことがビジネスの継続にも重要ととらえています。
  • 関連プログラム

社員参加の活動

社員一人ひとりの意識向上を目指して

自社のリソースを効果的に活用し、社会の課題解決に貢献するには、社員一人ひとりの意識が重要です。社員が社会的課題への関心と感受性を高め、社会貢献活動への積極的な参加や自らの仕事を通して課題解決に取り組む意識醸成を目的に、様々な機会を提供しています。

リコー社会貢献クラブ・FreeWill


SDGs-17
画像:陸前高田市の植樹活動陸前高田市の植樹活動

画像:贈られた絵本を手にするインドの子どもたち贈られた絵本を手にするインドの子どもたち

FreeWillは、「一人ひとりの浄財をより多数の参加と継続によって、全体で大きな資金として社会貢献活動に資すること」を狙いとして、1999年に発足した社員参加型の支援組織です。現在はリコーを含むグループ会社9社の社員が任意で会員となり、活動に参加しています。

会員は、毎月の給与と賞与の端数を拠出し、集まった資金を社会課題の解決のために活動しているNPO等の支援や会員社員の社会貢献活動に役立てています。定期的に行なっている寄付活動では、会員による推薦と会員代表の審議に基づいて支援先を決定しています。

なお、寄付金には参加会社9社(リコー、リコージャパン、リコーロジスティクス、リコーITソリューションズ、リコーリース、リコークリエイティブサービス、リコーインダストリー、リコーテクノロジーズ、リコーインダストリアルソリューションズ)から、社員の気持ちを応援するマッチングギフトがプラスされます。

また、会員参加型の活動として、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で、津波の到達ラインに桜の苗を植樹する活動や、日本の美しい絵本に、現地語の翻訳シールを貼った絵本をインドやバングラデシュの子どもたちに届ける「世界に届け! FreeWill絵本プロジェクト」を実施するなど、多くの会員がFreeWillを通じて社会貢献活動を行っています。

リコーグローバルSDGsアクション

画像:鳥の巣箱を整備するリコーヨーロッパの社員鳥の巣箱を整備するリコーヨーロッパの社員

リコーグループは、企業理念や事業戦略、環境経営の取り組みに紐づけて、SDGs達成に向けたさまざまな取り組みを進めています。

2019年6月より、毎年6月に実施してきた環境イベント「グローバルエコアクション」を改名し、新たに「リコーグローバルSDGsアクション」として、脱炭素社会の実現に向けた温暖化対策等のエコアクションのみならず、広く様々な社会課題の解決についてグループ社員が一体となって考え行動するイベントを開始しました。本活動によりSDGsの達成に向けた活動の環を拡げ、大きなアクションの環へと成長させることを目指していきます。

ラグビーを通じた地域貢献・スポーツの普及

画像:ラグビー普及活動の様子ラグビー普及活動の様子

リコーブラックラムズは、地域のみなさまにラグビーを通じキッズラグビー、地域スポーツの普及、青少年の育成に積極的に取り組み、地域に貢献し、地域に愛されるクラブづくりを行なっていきます。

過去のプロジェクト