リコーのDX 4つの主要戦略

戦略2 RICOH Smart Integration(RSI)によるビジネス貢献

リコーはデジタルサービスの会社への変革のために、21次中経で4つの主要戦略を策定しました。その戦略の1つ「RICOH Smart Integration(RSI)によるビジネス貢献」についてご紹介します。

リコーグループ共通のプラットフォームRICOH Smart Integration (RSI) はデジタルサービスの開発・運用に必要な基本機能を備えたクラウドの共通基盤です。グローバルでのビジネス創出を促進するために、RSIを共通基盤として活用し、商品開発の効率性向上とコスト削減に加え、高い拡張性とイノベーション創出を実現することで、競争⼒を向上させます。これにより、自社はもちろんお客様に対しても高品質・高付加価値なサービスを素早く提供することが可能になります。
2023年度は、グローバルに提供するアプリケーション/サービスとエッジデバイスをRSIでつなぎ、リコーグループとパートナー企業の異なるサービス間の連携・統合を簡単にし、シームレスなデジタルサービスのエコシステム構築に取り組みます。この活動を通じて、リコー独自のエッジデバイスをデジタルサービスに組み込みやすくするためのIoT基盤の強化や、データ活用基盤の整備と全社データ活用に向けたガバナンス強化を図ります。事例の一つが、サイボウズが提供するkintoneに、RSIを活用してリコーの複合機との連携やドキュメントワークフローの独自開発プラグインを搭載した、RICOH kintone plusです。
これらに加え、高度なセキュリティを必要とする大手のお客様に向けた認証基盤の強化や、包括的なマネージドサービス提供に向けたID機能の強化、ストックビジネス拡大に向けた各地域のITシステムとのグローバル最適での連携など、お客様のビジネスに貢献していきます。

RICOH Smart Integration (RSI) がお客様の業務課題解決を行うまでの工程を説明します。まずリコー独自のエッジデバイスにより、アナログとデジタルを相互変換します。その後、デバイスとアプリケーションをつなぎ、ストック収益を向上させるのがRSIです。RSIによりグループ共通のアプリケーション/サービス・各地域による企画開発のアプリケーション/サービスが生まれ、お客様の業務課題解決に貢献します。

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RICOH kintone plus キントン拍子篇 30秒

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