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お客様とともに未来を創る、リコーグループのデータ利活用 リコーグループ・データガバナンスポリシー

はじめに

テクノロジーの進化と信頼のかたち

生成AIをはじめとする革新的なデジタル技術が日々進化する中で、デジタルサービスの安全性や利便性だけでなく、それらのサービスを利用する人々にどのような影響を及ぼすかについても、企業の姿勢が問われる時代となっています。

リコーグループは、お客様からお預かりするデータの安全な管理に加え、ELSI(Ethical, Legal and Social Issuesの略:「倫理的・法的・社会的課題」)へ配慮をした設計・運用を大切にしています。

安心・信頼を支える取り組み

リコーグループ・データガバナンスポリシー

お客様が安心してデジタルの力を活かせるよう、リコーグループは責任あるデータ活用を追求します。

そのための基本指針として、「リコーグループ・データガバナンスポリシー」を定めました。

1. データ利活用

リコーグループは、データを新たな顧客価値の創出につながる重要なものと位置づけ、組織横断で共有・連携し、AIなどの先端技術も利用しながら、積極的に活用していきます。また、活用にあたり下記2~4項を遵守します。

2. データセキュリティとプライバシー保護

リコーグループは、お客様情報の安心・安全の確保を最重要課題の一つとして位置付け、法令およびデータプライバシーポリシーを遵守し、データの機密性・完全性・可用性を最優先に確保します。これを実現するため、暗号化、権限管理、脆弱性管理などのセキュリティ対策を適用し、継続的に改善しています。個人情報の取り扱いにあたっては、関係法令等を遵守し、プライバシー保護を特に重視して運用します。

  • データプライバシーポリシーは「データ(情報)を守るルール」、データガバナンスポリシーは「データを使うためのルール」とお考え下さい。

3. データ品質の確保

リコーグループは、データの正確性、一貫性、完全性を維持するための品質管理プロセスを導入しています。データの入力時のチェックや定期的なデータクレンジングを実施し、適切なデータ環境を維持します。

4. コンプライアンス・技術倫理憲章の遵守

リコーグループは、国内外の関連法規を遵守します。データの取得、利用、保存に関する全てのプロセスにおいて、コンプライアンスを遵守します。

リコーグループは、技術倫理憲章に基づき、お客様や利用者に不安・不満・不利益をもたらすことのないよう、倫理的・誠実な活動を行います。

推進体制

リコーグループでは、CTO(Chief Technology Officer)をオーナーとした「DXOコミッティ」の下位に「データガバナンス分科会」を設置し、データに関わるリスクの管理・低減に取り組んでいます。

本分科会は各ビジネスユニット・グループ本部から選出されたメンバーで構成され、国内外グループ各社を含めて活動を展開*しています。

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    グループ各社を含めて展開:グループ各社へは、主管管理部門より展開
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