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リコーの取り組み 若手が10年後の会社を描く? 入社1年目社員のアイデアに迫ります

2026年2月17日
  • “はたらく”に歓びを
この記事で分かること。入社1年目が描く10年後のリコー、実際に参加してみて感じたこと、未来を考え続けることが、はたらく歓びに繋がる。先輩社員の想いとは?

※所属・役職はすべて記事公開時点のものです。

入社1年目が描く、10年後のリコー

「10年後のリコーは、どんな会社になっているだろうか。」その問いに真正面から向き合ったのは、入社1年目の社員の皆さん。今回実施されたのは、2年目社員が企画・運営するブランド研修。グループワークから提案発表までを通じて、リコーの使命である「“はたらく”に歓びを」を自分たちの視点で体現することを目的としています。

グループワーク中の様子

当日は入社1年目社員がグループに分かれ、リコーの歴史や価値観、提供価値を通じた強みを改めて学びながら、10年後のリコーの姿を自由に描き、企画としてまとめました。インプットだけで終わらせず、「自分たちが未来をつくる当事者である」という意識を持ってもらう設計が特徴です。
10年後、リコーは創業100周年という大きな節目を迎えます。その未来を担う若手社員は、「リコーは社会からどのように期待される存在でありたいか」「自分たちはどのような価値を提供できるのか」といった問いを軸に、活発な議論を重ねました。

また今回の研修では、社内の幅広い分野で活躍する、部署や年齢も異なる先輩社員8名に「ゲスト講評者」としてご参加いただきました。議論の中で悩んだ際に相談したり、発表時に講評コメントをいただく中で、多様な視点や考え方にも触れてもらう機会も盛り込みました。

実際に参加してみて感じたこと

今回研修に参加した入社1年目社員の中から、野村 萌乃佳さん(ESG戦略部 リスクマネジメント・リーガルセンター)、齋藤 慎一郎さん(商用印刷事業本部 ソフトウェア開発センター)に話を聞きました。

「未来に“困らない”世界で、何が必要かを考える」

議論中の野村 萌乃佳さん(右上)とチームメンバー

Q. まず、アイデアの概要や経緯を教えてください。

私たちのチームは、「グローバルコネクトグラス」というアイデアを検討しました。
先の未来を考えた時、今感じている多くの不便や悩みが解消された世界では、次に何が求められるのかを考えたいと思ったのが出発点です。

議論では一度、現実的な方向に寄りすぎてしまったのですが、ゲスト講評者の方からアドバイスをいただいたことで、新規性のあるアイデアに広げることができました。
最終的には、リコーの既存技術を応用し、360度カメラなどを活かした形で、納得感のある提案にまとめることができたと思います。

Q. 研修を受けてみて、いかがでしたか?

この研修は、良い意味で研修らしくなく、楽しかったのが印象的でした。
私の普段の業務では、リスクマネジメントの立場で、社内外の変化が事業に与える影響を考えています。そこには明確な正解がないことも多く、今回のようにふわっとしたところから議論を組み立てる経験は、日常業務にもそのまま活かせると感じました!

「つながるGEMBA」で、心理的な安心を取り戻したい

審査員賞を受賞した齋藤 慎一郎さん(左)とチームメンバー

Q. 同じく、アイデアの概要と経緯を教えてください。

今回のブランド研修では、「つながるGEMBA」というテーマでチームの議論に参加しました。バーチャル空間が当たり前になる一方で、日常の雑談が減ってしまうのでは?という点を課題に感じたためです。雑談はなくても仕事は回りますが、心理的な安心感は少しずつ失われていくかもしれない。その課題にどう向き合えるかを考えました。

議論の中で一番大変だったのは、10年後のイメージをチームで揃えることです。最初は話が曖昧で、未来像がなかなか一致しませんでした。ただ、「10年後はバーチャルが当たり前になる」という前提に立つことで、「その上で何が必要か」を考えられるようになり、議論が前に進みました。

Q. 研修を受けて、どんなことを感じましたか?

この研修を通じて感じたのは、正解がない中でも、皆の意見を集めて認識を合わせることの大切さです。普段の業務では方針が決まっている中で動くことが多いですが、今回はそうではありませんでした。だからこそ、自分がチームメンバーにとって意見を言いやすい雰囲気をつくれる存在でありたいと思えるきっかけになりました。
また、2年目の先輩やゲスト講評者の方が同じ目線で参加してくれたことも心強く、距離の近い環境で、声をかけやすかったのも良かった点です。全体として、とても楽しい研修でした。

未来を考え続けることが、はたらく歓びにつながる。先輩社員の想いとは?

最後に、ゲスト講評者として参加した未来デザインセンター TRIBUS推進室の齋藤 昌宏さんに、今回の研修について話を伺いました。

発表に対して講評中の齋藤 昌宏さん

Q. 入社1年目社員の発表を聞いていかがでしたか?

素直に、「すごいな」と思いましたね。
とても印象的だったのは、健全なプライドと自信がしっかり見えたことです。
内容としても、完成度の高い答えを出そうとするのではなく、「お客様の本質的な課題にどう寄り添い、どう解決していくか」という視点で語られていました。お客様に誠実に向き合い、課題解決に取り組もうとする姿勢だと感じます。
そうした姿勢が、当たり前のように表に出てくる環境を、リコーは大切にし、育ててきたのだと思います。会社としても、そうした人材が増えていくことはとても誇らしいことです。

また研修で投げかけられた「10年後のはたらく歓び」という問いも、答えを出して終わるものではなく、これから先も考え続けていくテーマだと思います。働く時間がまだ20年、30年と続く中で、どんな仮説を立てるのかが大切で、予想と違うことが起きた時こそ、その仮説を見直すことが次の創造につながる。そうした積み重ねが、はたらく歓びを生むのだと感じています。

Q. これからの若手社員に期待することは何でしょうか?

やっぱり一番は、自分の声――夢や、やりたいことを自己主張してほしいですね。リコーは、その声をちゃんと受け止めてくれる会社だと思っています。まずは、身近な先輩や周りの人に伝えてみて、一歩踏み出して行動してみる。もちろん、やっていく中でぶつかることもあると思います。でも、ぶつかりながら、お客様のことを考えて前向きに取り組んでほしい。衝突を避けていたら、何も始まりませんから。
そういう経験そのものが、成長につながると思います。

100周年を迎えるリコーのこれから

入社1年目から描ける、新しい未来。
その一つひとつのアイデアが、100周年に向けたリコーの新たな可能性を広げていきます。

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