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リコーの取り組み 「社員こそがブランド」 2年目社員が挑む、新たな価値づくり研修! リコーの若手からチャレンジできる文化とは?

2025年12月15日
  • “はたらく”に歓びを
この記事で分かること 若手が企画するブランド研修とは? 「社員こそがブランド」に込められた想い。2年目社員が今年も研修を企画する背景 社員の挑戦を応援するリコー。「はたらく歓び」の実現に向けて

※所属・役職はすべて記事公開時点のものです。

若手が企画するブランド研修とは?

「“はたらく”に歓びを」を体現する若手の挑戦

新入社員向けに毎年開催されている「ブランド研修」。今年で実施4年目となるこの研修の企画・運営を担うのは、昨年参加した入社2年目社員の中から集まった有志5名です。人事、デザイン、プリセールス、サプライチェーンマネジメント、グローバルSEなど様々な職種のメンバーが集まり、彼ら自らが設計し、次の世代へブランドの想いをつなげる挑戦が始まりました。
このブランド研修は、社員一人ひとりが「はたらく歓び」を実感し、体現するきっかけをつくることを目的に開催されています。
リコーは、「“はたらく”に歓びを」を使命と目指す姿として掲げており、この言葉には、「人間だからこそできる創造的な仕事」に「はたらく歓び」があり、それを提供することこそがリコーの使命であるという想いが込められています。

2年目社員がブランド研修を企画!先輩からのバトンを次世代へ

「会社を変えるのは、若手かもしれない。」そんな想いを胸に、2年目社員が中心となってブランド部門と連携し、企画から運営、広報までを作り上げる挑戦が始まりました。準備期間は、夏から始まり研修初日までの約4か月間です。
2年目社員が研修企画を行うのは今年で2回目。当日は、「10年後にはたらく歓びにあふれた世界を実現するには?」をグループワークのテーマに設定し、新入社員が企画を考案し発表するワークショップ型の研修としました。また、最後に振り返りの時間も設けることで、研修の学びを本業に活かしてもらうことを狙います。
研修は複数の日程で実施され、各日程で優勝チームと審査員賞チームを決定し、選出チームには2年目が研修のために作成したオリジナルの景品をお渡しする仕掛けも作りました。

ブランドワークショップの概要

今年は研修に参加する新入社員全員が同じ体験をしてもらいたいという想いから、各研修に「ゲスト講評者」を招いて全グループ発表に対して講評する仕組みを導入。幅広い領域で活躍されている、部署も年齢も様々な先輩社員計8名に協力を仰ぎました。自分たちが中心となりながらも、時に周囲の方々からの協力を得ながら共創していく——。昨年のブランド研修での学びを活かしながら、また進化が感じられる構成となっています。

グループワーク中の様子

「社員こそがブランド」に込められた想い。今年も2年目社員が研修を企画する背景

企画の背景や若手への期待について、ブランド戦略室 室長の内藤 丈嗣さんはこう語ります。

ブランド戦略室 室長・内藤丈嗣さん

Q. リコーブランド研修に対する想いや、今年も2年目に任せることにした背景はどのようなものでしたか?

2年目社員が主体となって研修を企画・運営することで、企画側はブランドへの共感と当事者意識を早い段階から深めることができます。同時に、新入社員にとっても、一番身近な先輩から語られるメッセージは説得力が高く、ブランドを“自分ごと”として捉える大きな契機になります。こうした若手が自律的にブランドを語り、次の世代へ自然に伝えていくサイクルを社内に育てていくことこそが、リコーのブランド力を長期的に強くする原動力になると考えています。

続いて、今回企画を行った2年目社員メンバーにコメントをもらいました。

当日の司会をする2年目社員

Q. 早速ですが、なぜ今回企画への参加を決めましたか?

中村さん:「2年目社員が研修を企画し、運営する」といった点が魅力的でした。本業も忙しくはありますが今年しかできないならチャレンジしてみようと思い立候補しました!

島田さん:昨年度自分が新入社員だった時に、2年目社員の方々が企画された研修を受け、他の研修とは違った、講師の方やスタッフの方々と近い距離で「はたらく歓び」を実践できるといった内容に感動しました。この企画を通して、会社のミッションをとても深く考えることができ、本業で活かしきれていない自分の強みにも気づくことができました。2年目となった今、当時の先輩方の想い、そして1年目の時の自分たちの気づきや想いを、より良い形で次の世代につなげたいという想いから、企画への参加を決めました。

古川さん:昨年のブランドワークショップに参加をしたことで、リコーという会社が私たち若手の挑戦を後押しくれることを実感し、その魅力を次世代に伝えていきたいと思いました。 また、一からの企画設計にチャレンジできるというところで、自分の本業や今後のキャリア形成にも良い影響を与えられたらいいなと思い、手を挙げました!

新入社員の発表に対してコメントをする2年目社員

Q. 研修を企画するうえで、こだわったポイントはどこですか?

丸山さん:新入社員の皆さんに考えてもらうテーマを「10年後の未来」にフォーカスした点です!私たち自身で企画テーマを検討する上で、特に行き詰ったのは、「創造力の発揮を実際に体験してもらい、さらに創造力の膨らむようなワクワクできるテーマ」を練ることでした。

最終的に決めたのは「10年後、はたらく歓びにあふれた世界を実現するためにどんな製品・サービス・環境があったら良いか」をリコー社員として考えてもらうテーマです。10年後にはリコーが創立100周年を迎えます。その未来に向けたビジョンに、新入社員のフレッシュな目線で提案できることは、会社の描く姿にもつながる大切なテーマだと考えています。今回の研修が、これからリコー社員として創造力を発揮していくための第一歩としていただけたらという願いを込めて、この企画を進めてきました。

安田さん:自業務への落とし込みを目標として、「ゲスト講評者を各回に招くこと」や「研修内で振り返りの時間を設ける」ことを工夫しました。前者は、「知識や経験が豊富で、話を聞くたびに新しい発想をもらえる方々」のご意見をいただくことで、自分たちのアイデアがより斬新かつ実現性を考慮したものになるという経験を通して、日々の業務でも意見をもらうことが大切だと意識してもらい、さらには行動を起こしてほしいという願いが込められています!

後者は、この研修を「楽しかった!」と思い出にするだけではなく、この研修を通して、自部署で創造力を発揮するために、明日からの自分の行動について具体的なイメージを持ち帰ってもらいたいという想いから取り入れました。

会長・山下さんも登場

ブランド研修の初日には、「“はたらく”に歓びを」の提唱者である山下 良則会長も飛び入りで登壇。新入社員に向けて、リコーの根幹メッセージである「社員こそがブランド」に込めた想いを語りました。会場では、参加者たちが真剣に耳を傾ける姿が見られ、ブランドの理念を自分ごととして受け止める機会となりました。

会長 山下さんと話す2年目社員

昨年からブランド研修に携わっているコミュニケーション戦略センター ブランド戦略室の林さんにも、今年の取り組みに対する想いを聞きました。

Q 今年のブランド研修企画に対して、どのように感じていますか?

若手の皆さんと一緒に研修を作り上げる機会も今年で2回目。今年の2年目社員の皆さんとの検討で印象的だったのは、昨年の研修受講やプレゼン大会出場を通じて感じたこと、自信を持ったことを少しでも新入社員の皆さんにも実感してもらいたいという強い想いでした。「創造力を発揮する」とはどういうことなのか、それが「はたらく歓び」にどうつながるのか、一見抽象的で難しいテーマに対して、とことん突き詰めて考えてきたからこそだと思いました。

また、研修当日も新入社員の皆さんが困っていないか、楽しんでくれているか、常に気を配りながらファシリテーションしている点も頼もしく感じました。今回の研修企画・運営が、皆さんの「はたらく歓び」をより一層深めるきっかけとなり、本業でもさらに活躍してくれることを期待しています。

ブランドワークショップの企画を担当した2年目社員5名

左上から、島田さん(技術経営センター プロダクトUXデザイン室)、丸山さん(プロセスイノベーションセンター SP統括室)
左下から、安田さん(プロセスオートメーション事業センター PAビジネス推進室)、中村さん(人事総務部 HRマネジメント室)、古川さん(インテグレーション統括センター 首都圏インテグレーション推進部)

社員の挑戦を応援するリコー。「はたらく歓び」の実現に向けて

企業理念「リコーウェイ」

『「創造力の発揮」こそが、「はたらく歓び」に繋がる』という考え方のもと、リコーは社員一人ひとりの挑戦や創造力を解き放つ機会を応援します。その積み重ねがリコーブランドとなり、お客様の創造力の発揮を支えていく原動力となるはずです。
「できるかはやってみないと分からないけれど、挑戦したい」「自分らしい働き方を見つけていきたい」そんな想いを持つ方へ——。
ぜひリコーで、未来を一緒に創りませんか?
「はたらく歓び」をともに創っていけるあなたを、リコーはお待ちしています。

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