リコーの取り組み 新入社員が全社員に向け、プレゼン! 「はたらく歓び」を実現する企画とは?

2025年5月2日
  • “はたらく”に歓びを

3月21日、リコーの新入社員が全社員に向けてプレゼンを行いました。「創造力の発揮」をテーマに、出社時のコミュニケーション促進や交換日報など様々なアイデア出揃った今大会。大会の様子と参加者の想いに迫ります。

新入社員が挑戦!全社員に向けたプレゼン大会とは

リコーが掲げる「"はたらく"に歓びを」というミッション・ビジョン(使命と目指す姿)を新入社員に浸透させるべく始まった「"はたらく"に歓びを ワークショップ」。3月21日、ワークショップの集大成として各日程から選抜された6チームが全社公開の場でプレゼンを行いました。プレゼン大会の名は「Yoloピッチ」。会場・オンライン合わせて300名以上の社員が大会を見届ける大盛況の会となりました。

Yoloピッチ当日 会場の様子

各チームに課されたお題

出場チームは「チームの創造力発揮を促す社内向けの企画」というお題で、プレゼンに挑みました。「創造力の発揮」、耳慣れない言葉かもしれませんが、実はこれこそが、リコーが目指す「"はたらく"歓び」に不可欠な要素です。プレゼンでは、各チームが定義した「創造力の発揮とは」に基づいて、「会議で自信を持って発言するには?」、「出社時のコミュニケーションを活性化するには?」など、新人ならではの視点で感じる課題から着想を得た企画が発表されました。

Yoloピッチ 説明

日報から創造力の発揮を目指す

当日のトリを務めたのは、「無尽着想」チーム。創造力を発揮しきれない現状の課題を、複合機の設計・開発の立場から分析していきました。チームリーダーの柚木 希さん(以降、柚木さん)は、次のように語ります。

——着想のきっかけは江戸時代の連歌!?

「創造力の発揮は、目の前の課題を解決することではなく、白紙の状態でゴールを設定することから始まると考えました。しかし、何もない所から課題を設定することは容易ではありません。チームの中でもインプットとアウトプットのどちらを補った方がよいのか議論になりました。そんな時メンバーがふと言い出した『連歌』がアイデアの源泉になったんです。連歌とは五・七・五の長句と七・七の短句を交互に詠んでいく詩形ですが、創造力の発揮には、まさにこのようにアイデアを強制的に融合させることが必要だと考えました。その考えを具現化させたものが、『交換日報』です。『交換日報』では、AIの問いかけに対して日報を記入し、その内容をチームメンバー共有、互いにFB(フィードバック)を送り合うことでアイデアの融合を図ります。」

交換日報イメージ

——青臭さ全開で、ビジョンを語れる

柚木さんは、このYoloピッチに向けた準備をする中で気づいたことがあると言います。

「このYolo ピッチ活動を通して実感したことは、『"はたらく"歓び』という、ともすればこっぱずかしくもある青臭い話を、真面目に語れる人が周りにたくさんいるということです。それは会社のビジョンが社員に浸透していることの表れだとも思いました。実際に自分が上司や先輩に『"はたらく"歓びとは?』、『創造力の発揮とは?』と問いかけても嫌な顔一つされず話してくれましたし、むしろYolo ピッチの活動を応援してくれていて、とても嬉しく感じました。」

プレゼン当日の柚木さん(エトリア BSP本部 MFD開発センター所属)

——夢は、「部活のように働ける環境」

最後に、今後の展望を語ってくれました。

「今後はこの交換日報の概念を再解釈して、『"はたらく"に歓びを』のコンセプトデバイスを作りたいと考えています。日々やることに追われ、能力のある人たちがつまらなそうに働く環境は悲しいと思います。この想いから、自分たちと同じようにメーカーではたらく同志に喜ばれるものを作りたいと考えるようになりました。最終的には部活のようなテンションで仕事をしている人が増えたら嬉しいなと思っています。」

お客様に「"はたらく"歓び」を届ける

「"はたらく"に歓びを」を使命と目指す姿(ミッション・ビジョン)として掲げているリコー。社員がそれらを実感し、体現することはもちろんですが、製品やサービスを通して、お客様に「"はたらく"に歓びを」を届けることを使命としています。

リコーは、共にビジョンを実現する仲間を募集しています。

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