デジタルサービスの会社としてお客様の“はたらく”の変革を支え、
働きがいと企業や経済の成長が両立する、持続可能な社会づくりのために
リコーは創業以来、お客様の “はたらく” に変わらずに寄り添い続け、変わりゆくお客様の “はたらく” に応じた価値を提供し続けてきました。 1977年に、「機械でできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事に」という、オフィスオ-トメーション(OA)を提唱しました。 1998年には「環境経営」を提唱し、「環境保全と利益創出の同時実現こそ、サステナブルな活動になる」という信念に基づき、事業を通じた社会課題解決を追求しています。
そして、2020年には「デジタルサービスの会社への変革」 を宣言しました。人にしかできない創造力の発揮を目指し、お客様ごとに異なる課題をくみ上げ、リコーグループの技術力とデジタルの力を掛け合わせて、それぞれのお客様に最適な解決策を提供することで、はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変えていくという思いです。
それらに向けた活動が評価され、2021年に、経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定事業者」としての認定を取得しました。 2022年には、「DX銘柄2022」に選定いただきました。
リコーは今後も事業活動を通じた社会課題解決により、「“はたらく” に歓びを」 の実現を目指します。
時間相関技術の応用により、光沢品検査工程の自動化を実現。画像や、不良位置、サイズなどのデジタルデータ取得により、正確な製品トレーサビリティー、不良発生時の早期発生源対策を可能。検査工程の負荷軽減や、世界同一品質の実現にも貢献。
リコー独自の撮影システムとAIを用いて、道路やトンネル、のり面の点検を効率的に実施し、損傷具合を自動判定、各種調書に出力するサービス。2022年2月より宮崎県と共同で「のり面モニタリングシステム」の実証実験を開始。
RICOH THETAで撮影された360度画像データを蓄積しRSIプラットフォームと連携することで、お客様のワークフローを効率化。不動産では、現場にいるような臨場感をオンラインで体験できたり、建築現場では、その場にいない人に現場の状況を的確に伝えるなど多様な価値を提供。
沼津事業所では、トナー生産工程のDX化により、不良率低減、製造作業の置き換えを実現。品質のばらつきや技術者不足の懸念があった現場で、生産技術者がAIを学び、DXシステムを開発した。
また、部品成型の金型を自動加工するシステムを開発・運用している複写機の生産拠点Ricoh Manufacturing (China)を紹介する。
企業固有のドキュメント情報資産を、自然言語処理AI技術*によって文章の意味を理解して体系化。務効率化や顧客満足度の向上といった新たな活用価値を創出する、「ドキュメントのDX」を実現。