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サーキュラーエコノミーレポート

リコーグループサーキュラーエコノミーレポート

リコーグループサーキュラーエコノミーレポート

循環型社会の実現に向けたリコーグループの方針やリスクと機会、取り組みについて報告しています。

リコーグループサーキュラーエコノミーレポート2023 (32P/6.14MB)


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リコーグループサーキュラーエコノミーレポート2022(28P/6.38MB)

リコーグループサーキュラーエコノミーレポート2021(28P/7.85MB)

リコーグループのサーキュラーエコノミー活動

「リコーグループサーキュラーエコノミーレポート」は、2021年1月経済産業省・環境省発行の「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」を参照し、循環型社会実現に向けた当社の取り組みについて報告しています。リコーグループのサステナビリティの基本的な考え方、循環型社会実現に向けた方針・戦略、リスクと機会および対策や取り組みなど事例も含めてまとめています。

世界的な人口増加に伴う資源枯渇や海洋プラスチックごみ問題から、「サーキュラーエコノミー」への関心は高まっており、資源消費に依存しないビジネスモデルの重要性は増しています。サーキュラーエコノミーを推進するイギリスのエレンマッカーサー財団の 2019 年のレポートでは、再生可能エネルギーとエネルギー利用効率化は、全ての温室効果ガス排出のうち 55% の取り組みであり、残りの 45% には製品の製造や利用の循環化を図る必要があると述べています。

リコーグループは、1994 年に循環型社会実現のコンセプトとして「コメットサークル ™」を制定し、長期に亘りライフサイクル全体での資源の有効活用を推進、循環型社会実現に向けた取り組みを進めてきました。活動を通じて、製品・部品再生の事業化を実現、そのために必要な多くの技術・ノウハウを獲得しています。2009 年には、新規資源の使用を削減する中長期目標を策定、2020 年には製品プラスチック方針・目標を策定し、製品の 3R( リデュース・リユース・リサイクル )・長期使用の推進、再生プラスチックの使用拡大、化石資源由来バージンプラスチックの削減を加速するなど、社会の要請に応える製品・サービスの提供に取り組んでいます。

今後、ますますサーキュラーエコノミーの重要性が認識され、所有から利用への流れが加速していきます。しかし、循環型社会の実現に向けた取り組みは、一企業だけでは限界があり、他の企業や団体との協働により進化させていくことが必要です。リコーグループは、製品・部品再生事業のさらなる拡大、光学、画像、材料、ものづくり、制御・システムなどの保有技術の発展により、様々な業種・業界のサーキュラーエコノミー移行に貢献する新しい事業の創出を進めていきます。ステークホルダーの皆様と共に、コメットサークルのコンセプトに基づいて循環型社会に貢献する新たなサービス・技術を提供していきます。