製品・取り組み
2021.12.24
オフィスでのプリントからはじまったリコーのインクジェット技術は、紙へプリントする印刷にとどまらず、商用印刷、さらには産業用として衣・食・住のさまざまな領域へと展開しています。
たとえば、Tシャツなど衣類に直接プリントすることができる「ガーメント印刷」、絵柄を自由にプリントし壁紙にできる「壁紙印刷」、食材のラベルやパッケージへの印刷など、リコーの培ってきた独自のインクジェット技術は私たちの身近なものに利用されています。
また、立体的な表現ができる「2.5D印刷」では、凹凸や質感を細部まで表現することが可能になりました。この2.5D印刷を複製画制作に応用すると、絵の具の盛り上がり、筆のタッチ、キャンバスの生地目など実際の絵画の凹凸を細部まで繊細に再現することができます。
2019年に大阪・東京で開催された「フェルメール展」では、この立体複製画制作技術で制作したフェルメールの絵画が展示・販売されて「触れる絵画」として大きな話題となりました。
さらにリコーは、IoT機器やウェアラブルデバイス向けにインクジェット技術を用いて自由な形状で二次電池を製造する技術も開発しています。
リコーのコア技術を、新たなイノベーションへ。リコーはプリントの可能性を広げ、よりよい社会づくりへ貢献していきます。