代表取締役 社長執行役員・CEO
株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当年度は、第21次中期経営戦略の最終年度として、デジタルサービスの会社への変革とさらなる成長に向け収益構造の転換を進めました。オフィスサービス事業では、事業成長の加速に取り組みました。顧客基盤や顧客接点を活かしたサービス拡充・拡販を進め、ストック売上高は着実に成長しましたが、収益力向上のスピードについては課題が残りました。また、オフィスプリンティング事業では、エトリア株式会社において、共通エンジン開発や生産体制の最適化、購買の効率化など、シナジー創出を着実に進めました。さらに、商用・産業印刷事業では、新機種の投入とその拡販を通じ、新たなストック収益*1 を積み上げることで、安定的な収益基盤の構築を進めました。一方で、オフィスプリンティング事業、商用・産業印刷事業では、米国関税政策等の影響によってお客様の投資が進まず、将来のストック収益を生み出すハードの販売が想定を下回りました。これらの収益性に関連する課題に対し、企業価値向上プロジェクトの効果刈り取りや経費コントロール、また生産・販売における関税影響への機動的な対応、デジタルサービスの会社にふさわしい柔軟な体制への変革を実行しました。その結果、当年度の連結売上高は2兆6,083億円、営業利益は907億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は556億円となりました。
リコーグループは、2026年度からスタートする「中期経営戦略’26」において、急速に変化する経営環境に柔軟かつ機動的に対応するため、従来の3年間の策定から、5年先を見据えた毎年のローリング方式へ変更しました。資本効率を重視した経営を一層強化し、ROEが株主資本コストを継続して上回る状態を実現することで、企業価値およびTSR*2 の向上を目指します。その実現に向け、アセットライト*3 化の推進、アセットライトな事業の拡大ならびにストック利益の着実な積み上げを通じてROIC*4 の改善と安定収益の確保を図っていきます。
「“はたらく”に歓びを」という使命と目指す姿のもと、持続的な企業価値向上を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
株主の皆様には倍旧のご支援とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
株主還元方針については、総還元性向* 50%を目安とし、配当利回りを意識した継続的な増配を目指します。自己株式取得は、経営環境や成長投資の進捗を踏まえ、最適資本構成の考え方に基づき、機動的に実施し、配当利回り・EPS(1株当たり利益)の向上を実現していきます。
2026年度の配当見通しについては、2025年度から1株当たり4円増配し年間44円を予定しています。
詳しくは、業績ハイライトページをご参照ください。
株主様向けアプリ「株主パスポート」などのデジタルツールを通じた株主の皆様への情報発信を強化しています。
詳しくは、情報提供サービス(株主パスポート)ページをご参照ください。
| 事業年度 | 毎年4月1日から翌年3月31日まで | |
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| 単元株式数 | 100株 | |
| 定時株主総会 | 毎年6月下旬 | |
| 基準日 | 定時株主総会・期末配当 | 毎年3月31日 |
| 中間配当 | 毎年9月30日 | |
| 株主名簿 管理人 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
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