Main content
茂木 拓実

変革のチャンスに自分も携わりたい

どんな学生時代を過ごしましたか?
趣味のテニスを続けたり、新しいことや経験がないことに興味を持ち挑戦したりする学生でした。大学ではテニスサークルに所属し、授業の空き時間があると必ずテニスをするほど夢中になっていました。アルバイトは、新聞社で新規購読者の開拓や、ライブベント会場でイベントスタッフなど、新しいことに挑戦していました。
学業で印象に残っているのは、床に敷かれたラインをトレースして走る「ライントレースロボット」の授業の履修です。機構、回路、制御の役割で3人1組のチームになり、ゼロからものづくりを経験しました。
リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
デジタル複合機の事業で培った技術力と販売網から、新しい事業領域へ拡大していく姿勢に加え、その変革に自分自身も関わりたいと思い入社を決めました。
また、採用活動を通じて社員の方の柔らかい雰囲気や人柄の良さから、業務で迷うことがあっても周りに頼れる環境があると感じて決めました。

お客さまの「本当に欲しい」を顧客視点で考える

普段の仕事内容を教えてください。
所属する「SC(Smart Communication)」は、リコーの新規事業で、さまざまなワークプレイスでハイブリッドな働き方をするお客さまを支援したり、最適な構成の商品・サービスを提案したりすることをミッションとしています。
そのなかで私は、「RICOH Meeting 360 V1」の商品企画とマーケティングに携わっています。ものづくりの上流である企画から、下流のプロモーション、お客さまに製品を直接ご提案するなど商品開発に関わる全体を経験しており、大変やりがいを感じています。
直近では、リコー独自のエッジデバイスとデジタルサービスを組み合わせた商品の企画をチームで検討しており、つねに新しいことに挑戦できる環境があります。
仕事をするうえで心がけていることは?
リコーには、日々の判断や活動の基礎となる「リコーウェイ」という考えがあり、私はそのなかでもとくに「お客さまの立場で考え、行動する」の価値観を表す「CUSTOMER-CENTRIC」を心がけています。マーケティングの業務は、お客さまとの距離が近く、営業担当と連携を図ることで、現場の声を直接収集することができます。お客さまが「本当に欲しい」「使ってみたい」という製品は何かを考え、顧客視点に立って行動をしています。
これは同僚とのコミュニケーションにおいても同じで、つねに相手の考えることを忘れないようにしています。営業担当や開発担当など、持つ情報にギャップがある方とコミュニケーションを取るときは、どういった情報が欲しいか、どういう聞き方をすると回答しやすいかを考えています。相手の視点で考えることは、円滑なコミュニケーションや業務の効率改善にもつながると思っています。
リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
自分が企画した商品が市場に出たときです。お客さま先で直接、紹介や販売をし、「これいいね」「欲しいな」といったご意見をいただき購入につながると非常にうれしいです。この喜びはものづくりの醍醐味でもあり、難しいことにもどんどんチャレンジしていこうというモチベーションにもつながりますね。
商品が企画から販売されるまでに時間がかかってしまったときは、苦労が多かったぶん、市場にリリースされたときの達成感は大きかったです。

大企業にありがちな若手の悩みは感じていない

リコーのいちばんの魅力を教えてください。
若手にも多くのチャンスや裁量を与えてくれ、成長機会が非常に大きいことです。大きい会社ほどやりたいことができないというイメージを持つ人もいるかと思います。しかし、入社5年目の私でも、設計開発から企画・マーケティングと短期間でさまざまな業務に挑戦できる機会をいただきました。
また、リモートワークが中心になったいまでも、上司や先輩には気軽にチャットや電話で相談でき、困ったときには的確なアドバイスをくださるので安心して自分のやりたいことに挑戦することができます。
業務の様子
業務の様子
リコーのどのような部分に将来性を感じますか?
新規系の事業を担当していて感じることは、リコーの独自のエッジデバイスとソフトウェアサービスを合わせてお客さまへ提供できることです。ウェブやアプリで便利なサービスを提供している会社は多くありますが、デバイスとサービスの両方を提供できるのはリコーのデジタルサービスの強みだと思います。
また、デジタルサービスは進化スピードが早く、顧客の声を製品にすぐ反映することが重要です。リコーには圧倒的な顧客基盤があり、顧客の声をすぐに取り入れることができることも強みであると感じています。
実際に利用していて、満足度の高い福利厚生や働き方に関する制度はなんですか?
2つあり、1つはエフェクティブワーキングタイム(フレックスタイム制度)です。自分で働く時間を管理することができるので、通院や行政機関など休日になかなか行けない場所や夕方に予定があるときに活用しています。
もう1つはカフェテリアプランで、1ポイント=1円として利用できるポイントが、年間12万付与されます。私は昼食で3万、残り9万を毎年のご褒美として旅行にあてています。きれいなホテルや旅館に宿泊できるので有効活用しています。

オフの日の楽しみ

休日は山登りや、美味しいご飯を食べたり、洋服など買い物したりすることが好きです。また、今期からマーケティングを担当することになったため、スキルアップのために読書や社外ウェビナーを受講するなどしています。

ある一日のスケジュール

7:30
起床
8:00
犬の散歩
9:00
メールチェック
9:15
資料作成
11:30
チーム内での進捗確認の打ち合わせ
12:00
昼食
13:00
社外との打ち合わせ
14:00
テーマ内での打合せ
16:00
資料レビュー
17:00
資料の修正
17:30
在宅勤務終了
18:00
ジム
19:30
夕食
20:00
自由時間
24:00
就寝

リコーでのキャリア

2019年4月〜2021年5月/OP事業部 NP事業推進室 開発1グループ

Handy Printerのメカ・作像の設計開発を担当し製品化に貢献。

2021年5月~現在/リコーデジタルプロダクツBU SC事業部 SC事業戦略室 商品企画グループ

360°カメラマイクスピーカー「RICOH Meeting 360 V1」の商品企画を担当。2023年4月から販売子会社(リコージャパン)の兼務となり、発売した製品のマーケティング・販売も担当。

ほかのインタビューを読む

インタビューの一覧はこちら
PAGE
TOP