面接で感じた社員の温かさ、魅力的な社風
- どんな学生時代を過ごしましたか？
-
大学時代は基礎物理学を勉強し、理論知識を学ぶことが多かったです。学んでいくにつれ、ものづくりに関わりたいと考え、大学院では精密工学に専攻を変更をしました。そして、大学院に進学してからは「Additive
Manufacturing」という、いわゆる「3D Printing」についての研究に励みました。
肝臓のような微細流路を備えた担体を印刷して、肝臓細胞をそれに定着させ、培養する研究を行ないました。 - リコーに入社しようと思った決め手は何ですか？
-
まずは人の温かさです。エントリー後にご連絡をいただいたリクルーターの方が、面接前にエントリーシートを細かく確認してくださり、何回も修正案を提案してくれました。面接するときも、とても柔らかい雰囲気を感じました。
あとは、会社見学に訪れた際に対応していただいた社員の方とのコミュニケーションから自由な社風を感じ、魅力的だと思い、リコーに入社を決めました。
お客さま起点の考えと、開発者としてのプライド
- 普段の仕事内容を教えてください。
-
最近はインクジェット技術を用いて、充放電可能なリチウムイオン二次電池の印刷プロセスの開発を担当しています。普段の業務では、インク処方や印刷プロセスなどの課題を抽出、対策案を考えることも多いです。
実験からできたサンプルを分析し、得たデータからチームメンバーに共有して、次のステップを決めていきます。さまざまなインクジェット技術に触れ、リコー独自の革新的な技術を構築できるように頑張っています。 - 仕事をするうえで心がけていることは？
- お客さまが求めているものを自身で考え理解し、お客さまの一歩先をつねに考えるようにしています。また同時に、誰も真似することができない技術を開発したいという気持ちも強く持っています。
- 働くうえで喜びを感じた瞬間はありますか？
-
サンプルワークでお客さまに納得いただいた瞬間です。開発の業務では、お客さまから要求仕様をいただき、いろんなアプローチを考えて試しています。
こうした作業を経て、最終的な成果をお客さまに共有し、「ぜひ使いたいです！」というリアクションをもらったときは本当にうれしいです。
長期休暇を取れる幸せ。母国で家族との時間が過ごせる
- リコーのいちばんの魅力を教えてください。
- 社員のことを第一に考えてくれる会社だと思います。自分のライフスタイルに合わせて、仕事を頑張ることも選択できますし、有給休暇など充実した福利厚生を利用して、プライベートを充実させる選択が可能です。
- 実際に利用していて、満足度の高い福利厚生や働き方に関する制度はなんですか？
-
有給休暇は翌年まで繰り越しができます。コロナの影響で有給休暇を消費するタイミングも少なくなっていたことから、翌年に繰り越しできることで、ゆっくり消化できました。
また、リコーには「MVP5」という休暇制度があり、5日以上の連続した休暇をとることができます。今年はこの制度を利用し、入社してから1度も帰国していなかった中国に、3年ぶりに帰ることができました。約10日の有給休暇を使い、ほかの休暇と組み合わせ、合計3週間くらいの休みをいただきました。久しぶりの家族との時間を楽しむことができて良かったです。 - 就職活動中の方へメッセージをお願いします！
-
私は、自分自身が大事だと思うことをちゃんと考えることが大切かと思っています。それは、自身の能力をアップさせることなのか、ワークライフバランスなのか、職場の人間関係なのか、給料なのか、など。
このように優先順位をつけ、そのなかで、自分が一番大事だと思ったことを中心に、就職活動に取り組めば満足する結果にもつながると思います。皆さんがリコーに入社されるのを楽しみにしています。
