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意志と責任をもった社会貢献活動

事業を通した社会課題解決と並行して、事業領域内外に関わらず、“意志と責任”をもって重点的に取り組むことを決めた社会貢献活動を、地道に継続的に実施しています。会社や社員が直接実施する活動はもとより、社会課題の解決に向けて活動しているNPO・NGOなどの支援も含まれます。

次世代育成

市村自然塾 関東SDGs-4SDGs-17

画像:ジャガイモを収穫する塾生ジャガイモを収穫する塾生

「市村自然塾 関東」は、“生きる力を大地から学ぶ”の理念のもと、農作業と共同生活を通じて子どもたちの成長支援を行っています。「自然の助けを借りながら、ともに考え、知恵を働かせ、自らの汗を流し、自らが成長する」を基本方針に、毎年、早春の3月から収穫期の11月までの約9カ月間にわたる通年型の活動として実施しています。金曜日に学校が終わってから日曜日の午前中までの2泊3日で、男女各28名の子どもたちが隔週で集い、春の種まきから秋の収穫まで、一連の農作業のすべてを自分たちの手で行い、育てる野菜の種類は約40種類にも上ります。
2002年の開塾以来、継続的な取り組みが高く評価され、2012年には日本フィランソロピー協会主催「第10回企業フィランソロピー大賞」を受賞、2013年には、青少年の体験活動の機会推進を目的として新設された文部科学省主催「青少年の体験活動推進企業表彰」において「文部科学大臣賞」を受賞しました。
また、卒塾生で構成される「大地の会」が行なう総会、夏キャンプ、OB農園等の活動をサポートし、社会へ巣立つ塾生達の成長を支援し続けています。

リコー・サイエンスキャラバンSDGs-4SDGs-17

画像:社員の説明に耳を傾ける子どもたち社員の説明に耳を傾ける子どもたち

青少年の理科離れが進んでいるとも言われる中、子供たちに科学を好きになってもらう機会を提供することを狙いとして、全国の科学館や小中学校などの教育施設を訪問し実験教室を行う「リコー・サイエンスキャラバン」を展開しています。
実験プログラムは、静電気を利用したコピー機の原理、デジタルカメラの構造などを小学生にも理解していただけるものとなっており、運営スタッフとしては全国のグループ社員がボランティアとして参加するなど、リコーグループらしい社会貢献活動となっています。
毎年、多くの子どもたちに科学の不思議と楽しさを伝え続けています。

地球環境保全

えなの森プロジェクトSDGs-4SDGs-11SDGs-17

岐阜県南東部の恵那市に、リコーグループの生産系関連会社リコーエレメックス恵 那事業所があります。1963年に工場を建設のために広大な敷地を取得し、事業所を建設した後も周辺40ha以上の森林が残っています。
リコーグループで は、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約締約国会議COP10を機に、50年近くの生産活動でこの地から恩恵を受けてきた感謝と、これからも共 存していく思いを込めて森林保全活動をスタートし、現在は恵那市の住民、企業、NPOが協働する団体「リコーえなの森中山道里山協議会」を結成し、後世まで1000年生き続ける森を目指して、地球環境保全、次世代育成、コミュニティ発展に寄与する活動に取り組んでいます。

森林生態系保全プロジェクトSDGs-4SDGs-6SDGs-8SDGs-11SDGs-14SDGs-15SDGs-17

地球上には、森林、湖沼、珊瑚礁、海洋など、さまざまな生き物が生息する場所があり、それぞれに特有の生態系が保たれています。生態系が崩壊すれば、人類の生命維持に必要な自然環境も崩壊します。リコーは、生態系の中でも、特に生物多様性が豊かな「森林生態系」に注目して、1999年から、環境NGOや地域とのパートナーシップのもとに「森林生態系保全プロジェクト」を世界5カ国6地域で展開しています。
これらの活動は単なる植林とは異なり、土地固有の生物種の生息域や住民生活を守ることを主眼とするもので、持続的な森林管理の枠組みの構築を目的に行われています。

社員参加の活動

社員一人ひとりの意識向上を目指して

自社のリソースを効果的に活用し、社会の課題解決に貢献するには、社員一人ひとりの意識が重要です。社員が社会的課題への関心と感受性を高め、社会貢献活動への積極的な参加や自らの仕事を通して課題解決に取り組む意識醸成を目的に、様々な機会を提供しています。

リコー社会貢献クラブ・FreeWillSDGs-17

画像:陸前高田市の植樹活動陸前高田市の植樹活動

画像:贈られた絵本を手にするインドの子どもたち贈られた絵本を手にするインドの子どもたち

FreeWillは、「一人ひとりの浄財をより多数の参加と継続によって、全体で大きな資金として社会貢献活動に資すること」を狙いとして、1999年に発足した社員参加型の支援組織です。現在はリコーを含むグループ会社10社の社員が任意で会員となり、活動に参加しています。

会員は、毎月の給与と賞与の端数を拠出し、集まった資金を社会課題の解決のために活動しているNPO等の支援や会員社員の社会貢献活動に役立てています。定期的に行なっている寄付活動では、会員による推薦と会員代表の審議に基づいて支援先を決定しています。

なお、寄付金には参加会社10社(リコー、リコージャパン、リコーロジスティクス、リコーITソリューションズ、リコーリース、リコークリエイティブサービス、リコーインダストリー、リコーテクノロジーズ、リコー電子デバイス、リコーインダストリアルソリューションズ)から、社員の気持ちを応援するマッチングギフトがプラスされます。

また、会員参加型の活動として、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で、津波の到達ラインに桜の苗を植樹する活動や、日本の美しい絵本に、現地語の翻訳シールを貼った絵本をインドやバングラデシュの子どもたちに届ける「世界に届け! FreeWill絵本プロジェクト」を実施するなど、多くの会員がFreeWillを通じて社会貢献活動を行っています。

環境ボランティアリーダー

画像:環境ボランティアリーダー

地球環境を保全するには、社員一人ひとりが地球市民としての意識をもって、自主的に社内外で活動を実践することが重要です。リコーは1999年6月から、社員を対象とする研修制度「環境ボランティアリーダー養成プログラム」をスタートさせ、2001年度にはリコーグループ社員および退職者へと対象を広げました。これまでに、500人を超える環境ボランティアリーダーを養成し、各リーダーは、それぞれの所属する部署や地域を巻き込んで、環境ボランティア活動を展開しています。彼らの活動は、社員や家族・友人との活動から地域社会へと拡がりを見せています。

グローバルエコアクション

画像:鳥の巣箱を整備するリコーヨーロッパの社員鳥の巣箱を整備するリコーヨーロッパの社員

リコーグループでは、2006年より「地球環境について考え、行動する日」として、毎年6 月に「リコーグローバルエコアクション」を継続して実施しています。世界中のグループ社員が参加し、地域の活動団体と連携しながら、生物多様性保全活動や省エネの取り組みなどを行っています。
ロンドンでは、リコーヨーロッパの社員が、コミュニティの公園を再生する支援をしている団体と一緒に、ガーデニングや鳥の巣箱の整備を実施。リコーグループから発信したエコアクションの環が、地域へと確実に広がっています。
また、2012年からエコアクションのさまざまな活動結果を、社内データベースに登録することで、グループ社員同士がお互いの活動を閲覧し、ナレッジの共有ができるようになりました。

東日本大震災復興支援活動