ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)とリコージャパン株式会社(社長執行役員:笠井 徹)は、馬込第三小学校(東京都大田区)および厚木市役所本庁舎(神奈川県厚木市)において、ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始します。
ペロブスカイト太陽電池は、有機材料で作られているため軽量で、照度の低いエリアや垂直設置でも発電が可能という特徴があり、既存のシリコン系太陽電池に代わる発電技術として注目を集めています。一方で、屋外での耐久性にはまだ課題があり、本実証実験では、株式会社因幡電機製作所(代表取締役社長:川口 久文)、株式会社竹中製作所(代表取締役社長:竹中 佐江子)、株式会社立花電子ソリューションズ(代表取締役:柴田 俊充)、株式会社大阪エヌデーエス(代表取締役社長:平山 武司)と連携し、屋外設置の庭園灯の電力としてペロブスカイト太陽電池を設置し、発電量や電池の耐久性を検証します。また、馬込第三小学校では、子供たちの次世代太陽電池・エネルギーの関心が高まるような取り組みになるよう、課外授業も含めた取り組みも進めていきます。厚木市役所では、本庁舎前における実証を通して市民に先進的な取り組みをご紹介するとともに、道路や公園での活用に向けたデータの計測等の実証を行います。
リコーは、複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用し、低照度の室内光でも発電する固体型色素増感太陽電池を世界で初めて販売しています。また、2023年からはセブン-イレブン店舗において次世代太陽電池の実証実験を国内で初めて行っています。今回の実証実験を通じて、ペロブスカイト太陽電池の早期事業化を目指します。
「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。~」リコーグループは今後も、事業を通じて社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
大田区、リコー及びリコージャパンは、それぞれの持つ資源を活用して連携及び協力し、SDGsの普及啓発及び達成に向けた取り組みを推進することで、持続可能なまちを実現することを目的とし、2023年7月に連携協定を結びました。その実施事項の一環として、今回の実証実験を開始しました。
厚木市は脱炭素重点対策実施地域として、厚木市カーボンニュートラル推進ネットワークを設置しており、リコーを含む市内事業所や大学、金融機関などとともに2050年カーボンニュートラル達成を目指して取り組んでいます。今回はその一環として本実証実験に関する覚書を締結し、実験を開始します。
社名 | 役割 |
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株式会社リコー |
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リコージャパン株式会社 |
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株式会社因幡電機製作所 |
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株式会社竹中製作所 |
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株式会社立花電子ソリューションズ |
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株式会社大阪エヌデーエス |
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リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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