製品・取り組み
2022.01.18
すべてのモノがインターネットにつながるIoT社会。近い未来、さまざまなモノにセンサーが搭載されインターネットに繋がることで、これまでなかったような機能やサービスが生まれていくと予想されています。
それらのセンサーを稼働させるために欠かせないのは「電源」。配線やメンテナンスが不要で生活空間のあらゆる場所に柔軟に適応できる、そんな自立型電源が求められています。
リコーは、人が意識的に「充電」という行為をする必要がない世界、「電池交換」という行為をする必要がない世界の実現を目指し、室内照明のような微弱な光においても高い発電性能を発揮する環境発電デバイスを開発しました。
「固体型色素増感太陽電池」と呼ばれるこの次世代電池は、リコーが長年複合機の開発で培ってきた有機感光体の材料技術を応用し、室内光でも発電、固体材料のみでつくられているため、液漏れの心配もなく安全で長く使うことができます。マウスやキーボード、そしてセンサーなどさまざまなデバイスで利用可能です。
リコーは、充電のない世界の実現に向け、これからのIoT社会を明るく照らす次世代型の環境発電に取り組んでいます。