お知らせ 年間の研究成果をまとめた「リコーテクニカルレポートNo47」発行 「環境経営 ~環境保全と利益創出の同時実現~」をテーマとした特集論文など、全18編を公開

2025年3月21日
株式会社リコー

株式会社リコーは、リコーグループの最新の研究成果をまとめた「リコーテクニカルレポートNo47」を3月21日にWebサイトで公開しました。

リコーテクニカルレポートは、おもにリコーグループのお客様や学生、パートナー企業の皆様にリコーグループの技術の広さと深さを理解いただくことを目的に、1979年より年に一回発行しているものです。リコーグループは、他社に先駆けて環境問題に取り組んできました。1990年代には循環型社会実現に向けたリコー独自のコンセプトを「コメットサークル」としてまとめ、「環境保全と利益創出の同時実現」を目指す「環境経営」を大きな経営方針として打ち出しました。現在では、ESG(環境・社会・ガバナンス)を「非財務」ではなく3~5年後の財務につながる「将来財務」と位置づけ、「ESGと事業成長の同軸化」を進めています。

リコーテクニカルレポートNo47では、「環境経営 ~環境保全と利益創出の同時実現~」をテーマとした特集論文11編を掲載したほか、技術論文を含む全18編を公開しています。

リコーテクニカルレポート掲載リスト

巻頭言

企業価値向上と事業成長を目指した環境経営の実践
(株式会社リコー コーポレート執行役員 ESG・リスクマネジメント担当/ESG 戦略部 部長 鈴木美佳子)

特集論文

  1. A3フルカラー複合機の環境配慮性能“RICOH IMC6010/C5510/C4510/C3510/C3010/C2510/C2010”
  2. 低環境負荷を実現するMFP向け紙主体包装の開発
  3. 無分解再生技術による溶着構造トナーカートリッジのリユース
  4. 部分透明感熱技術を用いたラベルレスサーマル包材の開発
  5. DXを活用したヒートポンプシステムの環境効果と経済性の確保
  6. びん色別AIエンジン「Raptor VISION BOTTLE」の開発
  7. GELART JETヘッドを用いた自動車塗装品質課題と対策
  8. 社会的ビューポイントを考慮したアディティブ・マニュファクチャリング製造システムの提案
  9. ポリ乳酸の発泡メカニズム解明とバイオマス度100%への挑戦
  10. 有機太陽電池総論
  11. 有機薄膜太陽電池の光環境発電デバイスへの応用

技術論文

  1. 高強度フルカラー樹脂の3D造形技術
  2. 超臨界CO2を用いたジェッティングによるポリエステル繊維の無水染色技術
  3. GPUによるプロダクションプリンター向け画像処理機能の実現
  4. 教師なし金属表面異常検知におけるマルチスケール手法の提案
  5. 実データと合成データを用いた手書き文字認識のためのImage-to-Text Transformer
  6. 音声認識モデルの自己教師あり学習用ラベルの決定論的導出アルゴリズムとケプストラム次元縮小を用いた音声データ拡張
  7. 就労者が知覚するストレスおよびコーピングに対するサイコロジカル・キャピタルの役割
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