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ニュースリリース

オフィスや商業施設などの二酸化炭素(CO2)濃度をモニタリング可能な「RICOH EH CO2センサーD101」を発売

~環境発電技術搭載により各種環境情報の取得を電池交換レス・配線レスで実現~

2022年6月7日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、オフィスや商業施設などの空間の環境情報を、電池交換レス・配線レスで取得できる環境センシングデバイスの新製品として、温度・湿度・照度・気圧に加え、CO2濃度も取得可能な「RICOH EH CO2センサーD101」を、6月中旬から発売いたします。リコーが開発した固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSCシリーズ」を搭載しているため室内光で連続動作が可能で、無線通信を利用して環境情報を収集するため、複数台配置することで広いフロアもリアルタイムに一元管理が可能です。また、厚生労働省や経済産業省が推奨する方式の一つである校正機能を備えたNDIR方式のCO2センサーを搭載しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとしたさまざまな感染症対策の一環として、人の密集状態・換気状態の確認が求められ、労働安全衛生法においてもCO2濃度など作業環境の測定が義務づけられています。リコーはこれまでも「RICOH EH DSSCシリーズ」を搭載した環境センサーを提供してきましたが、CO2濃度も測定することにより環境管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献し、お客様に安全・安心に働ける環境を提供することを目指します。

リコーは今後も、「充電のない世界」の実現を目指して環境発電(エネルギーハーベスティング)デバイスのさらなる高出力化・高耐久化に向けた技術開発に取り組むとともに、各種センシングデバイスなどの自立型電源として活用用途を拡大してまいります。

  • RICOH EH CO2センサーD101
  • システム構成
  • 「RICOH EH CO2センサーD101」イメージ
  • 「RICOH EH CO2センサーD101」の利用イメージ

ご利用環境例

  • 【オフィス】感染症対策&パフォーマンス向上
  • 【学校・高齢者施設・病院】感染症対策
  • 【飲食店などの店舗・商業施設】3密リスクへの安全対策
  • 【植物工場】生育環境モニタリング

「RICOH EH CO2センサーD101」の特徴

  1. 厚生労働省・経済産業省推奨の校正機能を備えたNDIR方式CO2センサーを採用
  2. 固体型色素増感太陽電池により室内光で発電・蓄電することで夜間・休日も連続動作
  3. 無線データ通信と固体型色素増感太陽電池により電池交換レス・配線レスで柔軟に設置可能
  4. 1台で6つのセンシング(CO2濃度・温度・湿度・照度・気圧・内蔵リチウムイオン電池の電圧値)
  5. PC・スマートフォン連携で複数台を一括モニタリング可能
*NDIR:
Non-Dispersive InfraRed(非分散型赤外線)。
本製品は、経済産業省「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」に適応しています。

なお、本製品は、2022年6月15日から17日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「Smart Sensing 2022」(主催:株式会社JTBコミュニケーションデザイン)に出展します。

展示会概要

名称
Smart Sensing 2022
主催
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
会期
2022年6月15日(水)~17日(金) 午前10時~午後5時(予定)
場所
東京ビッグサイト東5ホール 次世代センサパビリオン内 コマ番号:5C-22
詳細
https://www.smartsensingexpo.com/
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| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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