ニュースリリース
2012年4月17日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、以下リコー)は、100%子会社である東北リコー株式会社(宮城県柴田郡、社長執行役員:山田清高、以下東北リコー)の工場内にリコーの新型重合トナー「PxP-EQトナー」の生産設備を増設します。
「PxP-EQトナー」は、カラーデジタル複合機やプロダクションプリントソリューションズ向けプリンターに搭載される新型重合トナーで、同トナーの需要は、今後急速に拡大すると見込んでいます。「PxP-EQトナー」の生産設備は、リコー沼津事業所にありますが、新たに東北リコーに生産設備を増設するものです。
増設への投資額は、約110億円の見込みです。東北リコーでは、重合トナーの第二の生産拠点として2010年6月から5ラインが稼動していますが、今回はその工場建屋内に新たに3ラインを増設するものです。これにより、年間約1,800トンの生産能力増強となり、リコー沼津事業所および東北リコーのトータルで年間約15,800トンに拡大し、今後の需要拡大に対応していきます。
「PxP-EQトナー」は、トップクラスの低融点化と延展性(のびやすさ)向上が図られており、従来機比で標準消費電力(TEC)を22~34%削減するとともに、より自然で見やすい画像の形成を可能にしています。
なお、本設備の増設に当たっては、平成23年度国内立地推進事業費補助金に関し、採択されております。
<増設ラインの概要>
所在地: | 宮城県柴田郡柴田町中名生神明堂3-1(東北リコー内) | |
投資額: | 約110億円 | |
生産品目: | PxP-EQトナー(重合トナー) | |
生産能力: | 約1,800トン/年(2013年度) | |
着工: | 2012年5月1日 | |
稼働: | 2013年6月(予定) |