世界を旅しながら、がむしゃらに刺激的な日々を送った学生時代
- どんな学生時代を過ごしましたか?
- いろいろなことに興味をもって行動していました。勉学面では、メディアを中心に経営学・社会学・音楽・アートなど、とにかく幅広い分野を学んでいました。サークルでは、国際ボランティア愛好会に所属。フィリピンやインドを訪れ、家を建てる活動をしていました。そこで現地の方と仲良くなったり、海外の文化に触れたことをきっかけにほかの国にも興味を持ち、東南アジア7か国をバックパックで旅しました。当時は、「学生のうちにできることは、いまやっておこう」という思いで、がむしゃらに刺激的な毎日を送っていましたね。
- リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
- 生産から販売まで、さまざまな職種があるメーカー業界に興味を持っており、「いろいろなことに挑戦させてくれる企業」「お客さまとの距離が近い企業」という2つの軸で就職活動をしていました。そのなかで、リコーに出会ったのですが、最終的には、説明会での座談会や、面談でお話した社員さんの人柄の良さが決め手になりました。リコーの座談会や面談は良い意味でラフな雰囲気で、いつのまにか自然体で話している自分に気づき、この会社でなら自分らしく働けそうだと思いました。
若手だからこそ、フラットな視点で「当たり前」を疑う
- 普段の仕事内容を教えてください。
- 「RICOH Always Current Technology」と「A4MFP / LP(A4サイズのデジタル複合機)」の海外マーケティングを担当しています。「RICOH Always Current Technology」とは複合機の内蔵ソフトウェアをバージョンアップすることで、機器に新しい機能をネットワーク経由で追加できる仕組みのことです。私は海外拠点が追加機能をプロモーションするために必要な情報(追加機能の顧客価値や競合他社の状況)を提供したり、リリースしたバージョンの利用状況を分析して、よりサービスを使ってもらうための施策を検討しています。「A4LP / MFP」は発売前の商品を担当しており、市場動向を見ながら海外拠点と価格・販売目標台数を決定し、販売にあたっての仕様を設計担当や企画担当と確認しています。
- 仕事をするうえで心がけていることは?
-
リコーウェイ(リコーグループの基本理念)の1つでもある「お客様の立場で考え、行動する」を心がけています。私の担当している海外マーケティングはお客さまが物理的にも遠いので苦労することが多いですが、疑問点は現場に近い拠点の担当や駐在員、国内で営業経験のある方にアドバイスをもらうこともあります。年次の浅い若手だからこそ、業界に染まっていない視点で見れるとも思うので、当たり前のことを当たり前に思わず、自分が商品を使う立場だったらどう思うかを意識したいです。
また、日々いっしょに仕事をする相手の視点に立つことも忘れないようにしています。設計担当とコミュニケーションを取るときは、どういった情報が欲しいか、どういう聞き方をすると回答しやすいかをつねに考えています。相手の視点で考えることは、円滑なコミュニケーションや業務の効率アップにもつながると思っています。 - リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
- 自分がはじめて担当した商品が発売されたときです。いまは実際に現地にいって訪問することはできませんが、販売会社に駐在されている方が現地でのプロモーションを紹介してくださったり、実績として数字が出たりしたときに、実感が湧きました。1つの商品が企画から販売されるまでに2年程かかったプロジェクトもありましたが、苦労が多かったぶんだけ市場にリリースされたときの達成感は大きいです。
手厚いフォローで、安心してチャレンジできる環境
- リコーのいちばんの魅力を教えてください。
- 若手にも多くのチャンスを与えてくれること、それによって自分自身が成長できることです。リモートワークが中心になったいまでも、上司や先輩には気軽にチャットや電話で相談でき、業務に行き詰まったときや困ったときに進め方のアドバイスをくださるので、安心して自分のやりたいことにチャレンジできます。
- 職場はどんな環境ですか?
- 2年半海外マーケティングの部署で働いて1番感じるのは、若手でもチャレンジさせてくれる環境ということです。配属されてわずか2か月でグローバル会議という各海外拠点のマーケが集まり協議する場でプレゼンやデモさせてもらったことはいまでも印象に残っています。最初は不安もありましたが、先輩がプレゼン練習につき合ってくださったり、伝わりやすい話し方を伝授してくださったり、フォローしてくださったりしたおかけで、当日は大成功。自分自身もさまざまな学びがありました。何事もチャレンジさせてくれて、それをフォローしてくださる先輩や上司がいるので成長できていると思います。
- リコーのどのような部分に将来性を感じますか?
- 会社全体がチャレンジ精神を持っているところです。コア事業であるオフィスプリンティング商品だけでなく、インタラクティブ ホワイトボード(電子黒板)やTHETA(360°カメラ)などを用いて「新しい働くかたち」をお客さまに提案できるというところに将来性を感じています。リコーのコア商品である複合機と新規事業を連携して、お客さまのワークスタイルや働く環境に適したサービスを提供していければと思っています。のワークスタイルや働く環境に適したサービスを提供していければと思っています。