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杉浦 裕子

意識を変えられた、プログラムへの参加

今から数年前、リコーのキャリアサポートプログラムに参加しました。1年かけて研修や合宿を行い、管理職に必要な知識や姿勢を修得。女性社員だけが集まり、日頃の業務内容、今後のキャリアについてもディスカッションしました。当時、技術職としてキャリアを積んできた私はテクノロジーを追求する現場が好きでしたし、実はあまり管理職という仕事に興味を抱いていませんでした。しかし、世代も職種も違う女性ががんばっている姿や、将来のビジョンを語る眼差しを見たことで、「自分もこういう道が目指せるんだ」という気持ちが芽生えてきたんです。プログラム修了後、実績が認められてリーダーに着任。スペシャリストとしての道ではなく、複数のメンバーと共に事業拡大を目指す管理職としてのキャリアをスタートさせました。プログラムで出会った仲間たちとは今も交流が続いていますし、女性だけの食事会の際にはいつも良い刺激をもらっています。

情熱とロジックを持った管理職を目指したい

リコーは、女性のための制度がとても充実している会社だと思います。ただ、男性と女性の働き方に差がなくなるということは、求められる結果やプロセスに差がなくなるということでもあります。給料をもらっている以上、性別は関係ありません。これからは会社からのオーダーも一層レベルの高いものとなっていくはずです。甘い考えを持っていては生き抜けませんし、今以上に成長するための努力が必要になってくるのではないでしょうか。私自身、リーダーとしての力を磨くために「戦略」「マーケティング」などの専門知識を吸収しようと心がけていますし、視野を広げるために社外の方との交流にも積極的でありたいと考えています。当時グループ理事の吾妻さんから「情熱とロジックを持ちなさい」と教わったことがあるのですが、ゆくゆくは彼女のような"常に先を行くリーダー"を目指していきたいと思っています。メンバーから「この人のためならがんばれる」と慕われるような管理職になっていきたいですね。※内容、部署は取材当時のものです。

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