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齋藤 一哉

職場の理解とサポート体制で充実した休暇を

「この機会にしっかりと家庭のことをやって来い」と上司に言っていただき、育児休暇に入りました。期間は1カ月で、第二子の誕生に合わせて取得。同僚からも「仕事はこっちで引き受けるから、家事育児を頑張れ」というエールやアドバイスをもらいました。第一子の際には初めてということもあり、妻の実家での里帰り出産を選びましたが、2度目となる今回はこちらでの出産を選択。妻も私も多少の自信がついたことに加え、出産後の育児を経験したかったこと、2歳になる上の子の保育園を長期間休ませたくなかったことも大きな理由でした。育児休暇に入るにあたり、最も心がけたのは業務に支障を出さないこと。1カ月分の業務に優先順位を決め、誰に何をお願いするかをリスト化し、共有を図りました。ここ数年、リコーとしては男性社員の育児休暇取得に対して積極的で、部署内にも育児休暇取得経験者の先輩が多くいるため、制度を利用しやすい環境だと思います。また、先輩たちからはベビー用品やおもちゃのお下がりをいただくことも多く、本当に助かっています。

仕事とプライベートでメリハリのある働き方を目指す

育児休暇の最初の1週間は妻と生まれた子は入院していたため、上の子と2人だけの生活。ふだんは平日の朝と土日しか一緒にいられないので、ここぞとばかり毎日公園で遊んであげました。子どもの成長をじっくり間近で見られたのは良かったですね。ただ、その一方で家事は苦労しました。特に、料理は毎日三食、妻と子どもの分の料理を作るのですが、レパートリーが足らない(笑)。レシピサイトを活用しながら必死に用意しました。妻が「美味しい」と言って、毎日残さず食べてくれたのは本当にうれしかったですね。この期間を通して、妻の立場で物事を考えるようになりました。今後は、土日はなるべく子どもたちと出かけるなど、妻が一人になれる時間もつくってあげたい。最後に、リコーには育児休暇以外にもさまざまな支援制度があります。そうした制度をもっと上手に活用することで、私を含め社員全員がもっと仕事もプライベートも充実し、会社としての組織力も高まればと思います。※内容、部署は取材当時のものです。

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