重要なお知らせ Microsoft Exchange OnlineのSMTP認証における基本認証廃止に伴うリコー製品（複合機、プリンター、ファクシミリ、プロダクションプリンター）への影響と対応について

日頃は弊社製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。

Microsoft社より、Exchange Onlineのクライアント送信（SMTP認証）における基本認証のサポートを2026年3月以降^*に廃止する旨が発表されております。これに伴い、基本認証廃止以後は、SMTP認証を利用したExchange Onlineの電子メール送信時に、OAuth2.0認証による認証が必要となります。

つきましては、リコー製複合機、プリンター、ファクシミリ、プロダクションプリンターにおいて影響を受ける機能およびOAuth2.0認証対応のスケジュールについて、以下の通りご案内いたします。

基本認証廃止後は、以下の機能においてメール送信が行えなくなり、送信時にエラーが発生いたします。

OAuth2.0認証に対応したファームウェアを2025年7月以降、順次リリースいたします。製品ごとにリリース時期が異なりますので、「3. OAuth2.0認証対応機種および対応計画」をご確認ください。

ファームウェアの自動アップデートに対応していない機種、自動アップデートの設定をしていない場合は、別途RICOH Firmware Update Toolを使用しての更新が必要となります。また、ファームウェアの適用後は、お客様にてWeb Image Monitor上での認証設定が必要となります。設定方法の手順につきましては、下記「Microsoft Exchange Onlineメール送信のOAuth2.0認証設定ガイド」をご覧ください。

Exchange OnlineのSMTP認証における基本認証廃止から、ファームウェアリリースまでの対応といたしまして、メール送信を使用しない手段に切り替えていただくか、またはExchange Online以外のメールサービスをご利用ください。

一部機種のアップデート可能時期を変更し、対応機種を追加しました。（2025年7月22日）

対応ファームウェア公開済みの機種について追記しました。（2025年10月7日）

対応状況は定期的に更新します。こちらのページで最新情報をご確認いただき、ご対応をお願いいたします。

ファームウェアバージョンの確認方法は下記のとおりです。

Microsoft 社が案内しているプリンターなどからメール送信をする際の設定方法は下記リンクをご参照ください。SMTP認証を行わずにメール送信をする代替策の案内も説明されております。

Microsoft Exchange OnlineのSMTP認証の基本認証廃止の発表についてはこちらをご参照ください。

アプリケーション、ソリューションへの影響と対応については、こちらのお知らせをご確認ください。

リコーテクニカルコールセンター

対応時間：祝日を除く月～金 9:00～17:00