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循環型社会の実現
製品を作る段階での資源の有効活用【事例】

製品の小型軽量化(複合機及びプリンター)

2020年度、2030年度及び2050年度省資源目標達成に向けて、新規開発機種はもちろん既存機種の改良機についても個別の重量目標を設定することで画像形成事業での製品の小型軽量化を実現してきました。
この小型軽量化を行うことで資源の効率化や環境負荷の削減につながっています。

2019年1月に発売したデジタルフルカラー複合機「RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500」は、徹底した強度・衝撃シミュレーションを実施し、樹脂や板金の厚さを薄くしつつ、面や隅を補強することで変形を抑制する新軽量フレームにより、従来機比最大65%以上の軽量化を実現しています。

リユース・リサイクルを考慮した製品設計

リユース・リサイクルを考慮した製品設計は、「循環型社会の実現」のためには欠かせない取り組みです。
1993年に発足した環境適合設計委員会(当初は別名称)は、「コメットサークル」に基づきリデュース/リユース/リサイクルを念頭に「リサイクル対応設計方針」を策定し、プラスチック成形部品へのグレード表示、再使用を想定した強度設計、高付加価値部品のリユース、高品質素材のリサイクル、解体・分別性の向上、包装材を減らすための強度設計などさまざまなノウハウを確立してきました。
方針書は適宜見直しを行い、社会動向や市場、社内の活動に合わせた改定を重ねており、2015年からは「環境適合設計方針」に名称変更して運用しております。
製品設計にあたり設計者は各設計ステージで環境適合設計セルフアセスメントを行って、さらに改善を行う仕組みになっており、複写機やプリンターの設計者にとって、リデュース/リユース/リサイクルへの配慮は設計手順の一つとして定着しています。

環境適合設計方針書イメージ
画像:製品に貼られる相溶性ラベルの例

相溶性ラベルの使用

部品に貼ったままで溶解・再生をしても再生プラスチックの純度と品質が保たれる相溶性ラベルを開発し、1994年から複写機やプリンター、ファクシミリなどの製品用ラベルとして採用しています。これにより、複写機の再生工程では、従来、ラベルの剥離にかかっていた約14分の工程(普及層モデルの場合)と剥がしたラベルの廃棄処理がなくなり、作業効率の向上と処理コストの削減が可能になりました。
このような取り組みにより、1999年には回収したプラスチックを20%以上含んだ再生プラスチック部品を搭載した製品を市場に初めて投入し、その後もリコーの再生プラスチックの使用量増加に大きく寄与しています。

隠しネジ/隠し爪の位置表示

外観品質確保や締結部品削減などのため、外装カバーに隠しネジや隠し爪が採用されることがあります。これらは当初の目的を達成する一方で、解体のしにくさや部品破損によりリユース・リサイクルに影響を及ぼすことも少なくありません。環境対応委員会ではそれらを鑑み関連部門協議の上、解体作業効率向上を目的として2015年に隠しネジや隠し爪の位置を外装カバーに表示することを方針に盛り込みました。

画像:隠しネジ隠し爪の位置表示

マテリアルサイクルの拡大

マテリアルリサイクルは、コメットサークルの、製品リユース、部品リユースの外側ループに位置する材料再生を行う活動です。リコーグループでは1990年代から、リサイクル対応設計による高品質かつ継続的なマテリアルリサイクルを推進してきましたが,鉱物資源の枯渇リスクや資源採掘による環境破壊問題などを踏まえ、2020年度、2030年度及び2050年度省資源目標の達成に向けた具体的な方策として、さらなるマテリアルリサイクルの拡大に取り組んでいます。

電炉鋼板

リコーグループは東京製鐵様と共同で高炉鋼板と同等の品質特性をもつ電炉鋼板の開発し、2012年より電炉鋼板の搭載を開始しました。現在、ProシリーズやMPシリーズなどのプロダクションプリンターや、複合機などの高速製品に搭載し、全世界で販売されています。また、同時に電炉鋼板を適用する部品の拡大も進めており、さらに新規投入資源の削減を図っていきます。

再生プラスチック

もうひとつの主要材料である樹脂についても独自の考えとノウハウをもって拡大を目指しています。リコーでは従来から製造時に個々の部品に樹脂グレードの表示を行い、製品の回収後、グレードごとに再生することにより、リサイクル材の品質を保っています。これにより、回収した外装材、内装材を同じ高い品質特性(難燃性、耐久性、強度など)が求められる外装材、内装材へ再生する水平リサイクルを実現してきました。2016年より、市販回収材を原材料に繰り返し使える再生材を内装材向けに開発し、また現在同様に開発した外装用再生材と合わせ複合機へ搭載を開始しています。

リコーグループでは、国際的な環境規制の強化に先駆けて、省資源目標に従い今後も積極的に再生資源の活用を進め、より環境負荷が少なく、経済効果の高いリサイクルに取り組んでいきます。

画像:再生プラスチック搭載 外装カバー
再生プラスチック搭載 外装カバー