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独創的な挑戦 サウナで「ひらめく」「ととのう」「つながる」!社内サウナ部の魅力とは? 社内の有志メンバーによって発足した「サウナ部」は、サウナを通じて社内外の交流を深め、健康促進やアイデア創出を目指すコミュニティ。現在、関連会社を含めて27名が所属しています。

2025年9月30日
  • “はたらく”に歓びを
  • DEI
サウナで「ひらめく」「ととのう」「つながる」!社内サウナ部の魅力とは?

※所属・役職はすべて記事公開時点のものです。

「サウナ部」は、どのようにして始まったのでしょうか?

国見さん: コロナ前にサウナ好きの川隅さんと私で一緒に行く大阪出張がありました。その際、サウナ付きのホテルを選び、そのサウナでの会話で「サウナで話をしていると、会社では出ないようなアイデアがでてくることもあるな」とか、「会社でサウナ部をつくったら、社内で面白い交流ができるんじゃないか」と話が盛り上がったのがキッカケです。有志による部活動、ですね。

川隅さん: サウナ部は2022年6月に発足しました。最初の部員は、国見さんと私を含むオジサン4名でした。当時はコロナ禍で、リアルな交流をする場が減っていましたし、働き方も変わりつつあって、仕事の枠を超えた交流がしづらくなっているのを感じていました。そこでサウナを通じて、社内や社外の方との交流、コミュニケーションの促進、アイデア創出などしていきたいと思いました。もちろん、サウナによる健康維持も期待していますし、部活動として定期的にイベント開催をしていければ、有休取得率の向上にも繋がると思いました。

国見 敬二さん

エトリア
設計開発部門
国見 敬二さん

川隅 正則さん

エトリア
設計開発部門
川隅 正則さん

普段はどのような活動をしているのですか?

川隅さん: 社内では、サウナ部のメンバーで一緒にサウナに行って懇親会などを実施するのがメインの活動です。最近では、メンバーでモルックも楽しんでいます。モルックは、サウナ発祥の地であるフィンランドではサウナとビールを楽しみながらプレイされている気軽なスポーツです。ありがたいことに部員はどんどん増えていて、現在、関連会社の社員を含め、部員数は27名になりました(2025年8月現在)。他社が企画したサウナイベントに参加したり、逆に、リコーサウナ部で主催するイベントに社外の方も参加してもらったりもしています。

国見さん: 基本的には各自でサウナを楽しんでもらうコミュニティです。メンバー間では、全国のサウナに関する情報交換もしていますが、様々な日々の困りごとや、サウナで考えたアイデアをMicrosoft365のOneNoteに自由に書き込んで共有しています。また社外活動として、JSA(Japan Sauna-Bu Alliance:サウナを基本とした企業連合)に加盟しました。JSAに加盟したことで、各企業の方ともサウナでの交流ができています。

メンバーでモルックを楽しむ

他の3名の方は途中から入部されたそうですが、そのキッカケは?

奈良さん: たまたま、サウナ部主催の社内イベントに誘われたのがキッカケです。元々、よくサウナには通っていましたが、仕事仲間とサウナを楽しめる機会があればいいな、と思っていたので、すぐに飛びつきました。

瀧居さん: 私は会社の同僚からサウナ部のことを紹介されて興味を持ったのですが、その紹介者から話を聞いた川隅さんから直接連絡をいただき、お誘いいただいたので即入部しました。・・・というか、私がサウナ好きだという事がバレてしまっており、勝手に入部となっていました(笑)

國森さん: 私も既に部員になっていた後輩から誘われて、2023年に入部しました。元々、サウナ自体に興味があったということもありますが、コロナ禍の2020年に入社し、リモートワーク中心の日々だったため、もっと社内の方とリアルな「つながり」を持ちたいという気持ちがありました。誘ってもらった時、とても嬉しかったのを覚えています。

奈良 顕大さん

PFU
マーケティング部門
奈良 顕大さん

瀧居 真梨子さん

リコー
新規事業創造部門
瀧居 真梨子さん

國森 利博さん

リコージャパン
商品企画兼マーケティング部門
國森 利博さん

サウナ部の活動は、ご自身の働き方にどのような影響がありますか?

国見さん: 定期的にサウナに入ることで、疲れや体の不調が以前に比べ格段に良くなっていることが実感できています。仕事でのストレスや悩みも軽減され、人間関係も広がり、良くなっています。また、サウナ後に良いアイデアがでることも多いように感じます。

川隅さん: 一番良かったのは、サウナを通じて社内・社外の方と交流できたことですね。この活動をしていなければ出会えない人たちと交流できています

奈良さん: 私も、サウナ部に入ったことで社外の方と会う機会が増え、人脈の広がりを実感しています。また、上司とサウナイベントに一緒に参加することで、業務以外の共通の話題ができ、自然なコミュニケーションが生まれました。リモートワーク中心の働き方をしているので、人とリアルに会える貴重な場として、メンタル面にも良い影響があると感じています。

23年10月イベント
23年10月イベント
23年10月イベント

活動を通じて、良かったこと、嬉しかったことを教えてください。

奈良さん: 肩書きや部署の垣根を超えて、気軽に話せる関係性が築けることがとても大きいと感じています。共通の「サウナ好き」というテーマがあるだけで、初対面でもスムーズに距離が縮まることに驚きました。

瀧居さん: 私は、3年前からサウナが好きになり、週に1回通っているのですが、大変な業務の後などは、とてもリフレッシュできるので気に入ってます。これまでサウナ好きの人が自分の周りにあまりいなかったので、サウナ部で仲間が見つかるのはいいですね。

國森さん: 私も友人関係の輪が広まったことが大きいです。本来、仕事上ではお会いすることが難しいような部署の方とお話しできる機会もあります。また、サウナ部で知り合った方と偶然一緒に仕事をする機会ができたり、意外と仕事内容が近くて、仕事の話ができる方がいたりすることが嬉しいです。

川隅さん: 嬉しかったことといえば、昨年企画・運営した”たきとさうな”というイベントですね。久しぶりに気持ちのよい達成感を味わえました。 参加者の方から「ありがとう」を言ってもらえたり、今でも「もう一度やってください」と言われたりしています。最高の体験ができましたし、とても嬉しかったです。

たきとさうな南足柄
たきとさうな南足柄

逆に、苦労したことや困ったことはありますか?

國森さん: 特にないですね。強いて言えば、イベントが開催される日程に自分の都合が合わなかった時、ションボリすることぐらいです。(笑)

国見さん: 困っているというほどでもないのですが、サウナ部の活動は遊んでいるだけのように思われているため、入部しづらい方が多数いそうなことです。入部していなくても、サウナ部主催のイベントに参加されている方もいますので、気軽にサウナ部に入ってくれればと思っています。

川隅さん: このサウナ部を継続的に盛り上げていくことが課題ですね。イベントは同じことを継続的に実施して、メンバーも変わらないのであれば、どうしてもサウナ部として盛り上がらなくなってしまいます。イベント内容や新入部員の募集方法などを継続的に考えて実施することに苦労しています。

25年7月厚木イベント

サウナ部の活動を通じて学んだことがあれば教えてください。

奈良さん: 「はたらく」も「ととのう」も、突き詰めると、“人とのつながり”や“心身のバランス”が鍵なのかなと感じています。サウナ部の活動に参加して、仕事にも生活にも“ちょうどいい余白”が生まれました。今後は、自分が担当するコワーキングスペースとのコラボイベントなどと絡めて、社外の方との「サウナ×仕事」企画も実現できたら面白そうだなと思っています。。

川隅さん: 「まず、やってみる」ということの大切さ、ですね。サウナ部発足当時は、まさか100人集めるイベントを実施するとは思いもしませんでした。ちょっと勇気がいりますが、まずは、最初の一歩を踏み出すことが大事だなと思います。でも、始めてみると、多くの方の協力をもらえたり、アドバイスをもらえたり、感謝の気持ちに溢れて活動できて、最高に楽しい活動になっています。

25年7月厚木イベント
25年7月厚木イベント
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