ニュースリリース
(1)高速データ処理を実現したA3ハイエンドモデル「IPSiO Color 8100」
(2)さらなる低価格化を実現したA4エントリーモデル「IPSiO Color 1600」
株式会社リコー(社長:桜井正光)は、カラーレーザープリンターの新製品として、(1)コントローラーのデータ処理速度を向上したA3対応のハイエンドモデル「IPSiO Color 8100」、(2) 本体標準価格18万8千円を実現し、さらに手軽になったA4対応のエントリーモデル「IPSiO Color 1600」の2機種を開発し、新発売いたします。
製品名
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IPSiO Color 8100
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IPSiO Color 1600
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標準価格
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58万8千円
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18万8千円
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発売日
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2001年12月5日
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2001年11月22日
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月販台数
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2,000台
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2,000台
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*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
パソコンやインターネットの普及により、オフィス文書のカラー化が急激に進展するなか、カラーレーザープリンター市場は拡大を続けています。
新製品「IPSiO Color 8100」は、「IPSiO Color 8000」(2001年2月発売、標準価格58万8千円)の後継機として発売するものです。今回コントローラーのCPUクロック数を向上することで、データ処理速度をさらに高速化いたしました。カラー毎分28枚(A4ヨコ)の出力スピードや、クラス初※1のフィニッシャー対応を継承しており、高速にカラー出力したうえで、丁合や仕分け、ステープル、パンチ穴あけまでを自動処理※2することが可能です。会議資料や企画書の作成など、複数枚のカラー原稿を多部数作成する際の生産性を大幅に向上させ、カラー出力のワークフローを改善いたします。
新製品「IPSiO Color 1600」は、「IPSiO Color 1500」(2000年11月発売、標準価格19万8千円)の後継機として発売するもので、本体標準価格をさらに低価格にすることで、より一層手軽にご活用いただけるようにしたものです。
※1…100万円以下のカラーレーザープリンター ※2…オプションの装着が必要です。
<新製品 IPSiO Color 8100の主な特徴>
1.コントローラーのデータ処理速度を向上しました。
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•CPUを64bit RISC CPU(300MHz)※に高速化。100 MHzで動作するSDRAMも採用しており、より高速なデータ処理を実現。
- ※従来機は64bit RISC CPU(250MHz)
- •高速インターフェースの100BASE-TXやIEEE1284ECPに標準対応。またオプションでIEEE1394にも対応。
2.マルチプラットフォーム環境での印刷に対応しました。
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- •最新プリンター言語「RPCS」を採用。Windowsに最適化した描画処理性能とリコー独自の画像処理技術により、グラフィックス処理やイメージ処理でも高速性を発揮。
- •業界標準のCADプロッタ言語HP-GL/2に対応したカラーRP-GL/2や、Adobe純正Post Script 3の拡張も可能。
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•新たにIBM5577エミュレーション※などの拡張も可能なため、Windows環境はもちろん、CAD、UNIX、Macintosh、さらにIBMホスト/AS400からの出力まで幅広く対応。
3.毎分28枚の高速出力を実現したカラーレーザープリンターです。
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- •1回のプロセスで4色を連続印刷する4連タンデムエンジンにより、連続出力速度※1はカラー毎分28枚。モノクロも毎分38枚と高速機クラスのパフォーマンスを発揮。しかも両面出力時※2も連続出力速度は片面時と同速。
- ※1…A4ヨコ※2…オプション
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•ファーストプリントは、カラー12秒、モノクロ9秒とクラス最速を実現。1枚目から高速に出力します。
4.ソート、ステープル印刷により、カラー資料を効率的に作成できます。
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- •オプションのフィニッシャーを装着することで、丁合や仕分け、ステープル、パンチ穴あけまでを自動処理。
- •標準で550枚×2段給紙と手差しによる合計1,200枚給紙に対応。オプションの給紙テーブルにより最大5ウェイもしくは最大3,200枚の大量給紙が可能。
5.リアル1200dpi×1200dpiの高画質出力が可能です。
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•レーザー方式ならではの安定したドット形成によるリアル1200dpi×1200dpiの解像度と、sRGB※に対応したプロファイルなどによる優れた色再現により、高画質出力を実現。
- ※Microsoft社が提唱するWindows標準の色空間
- •温湿度を検知しトナー濃度を調節したり、各色の色位置を自動的に補正する自動画質調整機能も搭載しており、安定した画質でお使いいただけます。
6.クラス最低レベルの低ランニングコストを実現しました。
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•各色2.5%、合計10%のフルカラー原稿を印刷した場合は1枚約7.2円という低ランニングコストを実現※1。モノクロ印刷時も約3.0円※2と低コストなため、カラー/モノクロ兼用機として、経済的な運用が可能。
- ※1・・・カラー各色5%、合計20%チャートを連続印刷した場合は、1枚あたり約12円
- ※2・・・モノクロ5%チャートを連続印刷した場合
- •消耗品は無駄のない個別交換システムを採用。本体上部からスロットインでセットできるトナーカートリッジをはじめ、簡単交換を実現。
7.省エネルギー設計です。
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- •グリーン購入法や国際エネルギースタープログラムの基準に適合。省エネモード時の消費電力は、20W以下を達成。
- •119秒以下のクイックウォームアップにより、省エネモードからの立ち上がりが早いだけでなく、ウォームアップ時にかかる消費電力も低減。
8.簡単・快適操作を実現します。
(1)多彩な機能を簡単に使えるWindowsドライバー
(Windows95/98/Me/2000/NT4.0対応)
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- •両面と集約印刷をするなど、よく使う設定をアイコン化して登録できるため、アイコンの一発選択で設定変更が可能。
(2)ネットワークアプライアンスを高める各種ユーティリティーを同梱
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- •「Ridoc IO Navi」により、サーバーなしでネットワークプリンターにダイレクト出力が可能。プリンターの状態表示や印刷完了通知のほか、代行印刷機能や並行印刷機能にも対応。
- •「Ridoc IO Admin」により、印刷枚数管理や機能の利用制限などを実現。
<新製品 IPSiO Color 1600の主な特徴>
1.本体標準価格をさらに低価格化し、18万8千円を実現しました。
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- •従来機「IPSiO Color 1500」(2000年11月発売、標準価格:19万8千円)の出力スピードや高画質をそのまま継承しながら、本体標準価格18万8千円を実現。
2.1200×600dpiの写真高画質です。
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•1200×600dpiの高解像度出力。sRGB※にも対応しており優れた色再現による写真高画質出力を実現。
- ※Microsoft社が提唱するWindows標準の色空間
3.カラー毎分4枚、モノクロ毎分16枚の連続出力が可能です。
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- •連続出力速度は、毎分4枚、モノクロも毎分16枚。ファーストプリントは、カラー30秒、モノクロ19秒。※A4タテ
4.TwinToner倍速モードで、2色カラー時はフルカラーの倍速でプリントできます。
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- •2種類のトナーだけで印刷できる「TwinToner倍速モード」を搭載。フルカラー時の倍速となる毎分8枚で出力できるうえ、印刷コストも軽減。
- •POPやチラシ、ワンポイントカラーの帳票や見積書などの作成に威力を発揮。
5.官製はがきへの印刷に対応しています。
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- •同梱の「はがきアダプター」を本体標準の給紙トレイにセットすることで、官製はがきを最大25枚連続で印刷することが可能。アダプターの形状を変更することで、はがき給紙性能をさらに向上。
6.省スペース設計です。
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- •本体サイズは、500(W)×490(D)×388(H)mmとコンパクト。
- •左右からの操作がなく消耗品や紙詰まり処理スペースが少ない省スペース設計。
7.ネットワークアプライアンスを高める各種ユーティリティーを同梱しています。
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- •「Ridoc IO Navi」により、サーバーなしでネットワークプリンターにダイレクト出力が可能。プリンターの状態表示や印刷完了通知のほか、代行印刷機能や並行印刷機能にも対応。
- •「Ridoc IO Admin」により、印刷枚数管理や機能の利用制限などを実現。SNMP対応により他社機器も含めた機器の運用管理が可能。
*このニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
IPSiO Color 8100
IPSiO Color 1600