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ニュースリリース

リコーとウイングアーク テクノロジーズ、
基幹プリンティング分野で資本提携を含め協業体制を強化

2008年7月23日
株式会社リコー
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 株式会社リコー(本社:東京都中央区、社長執行役員:近藤史朗 以下リコー)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:内野弘幸 以下ウイングアーク テクノロジーズ)は、基幹システムの帳票出力分野において協業関係を強化することで合意しました。あわせて、リコーはアドバンテッジパートナーズLLP(本社:東京都港区、共同代表パートナー:笹沼泰助/リチャード・L・フォルソム)がサービスを提供するファンドから、ウイングアーク テクノロジーズの発行済株式総数の約1%相当を取得することで合意しております。
 ウイングアーク テクノロジーズは、上場前の資本政策の一環としてこれに同意し、リコーとの業務提携を推進します。また、今後も他の事業パートナーとの資本提携及び業務提携を積極的に検討し、証券取引所への上場準備を推進してまいります。

 現在、ビジネスの効率化や競争力強化に向けた企業システムの見直しが進むなか、リコーは業務の生産性向上や、維持・運用管理コストを削減するため、企業のシステム構築を担うシステムインテグレータや企業のIT推進部門に対して、業務システムの規模や運用に合わせた基幹プリンティングソリューションを強力に推進しています。

 このたび、リコーは、企業における基幹システムのオープン化で課題となるミッションクリティカルな印刷分野で、高い信頼性を確保した業務の帳票印刷環境を実現し、システム全体の省資源化と運用コストの軽減をはかる狙いで、帳票ベンダーの最大手であるウイングアーク テクノロジーズとの協業関係をさらに踏み込み、以下の新たな取り組みを両社で進めてまいります。
(1) 基幹システムからの分散印刷ソリューションの共同展開を強化
  基幹システムからの帳票印刷で高い信頼性を確保するために開発したリコー独自の印刷プロトコル「RHPP(Ricoh Host Print Protocol)」と、ウイングアーク テクノロジーズの帳票基盤ソリューションの技術連携をさらに強化。
  企業のシステム基盤上で全社帳票運用の統合・一元化を図るウイングアーク テクノロジーズの帳票運用ミドルウエア「Report Director Enterprise」を核にしたオープンシステムを提案。

(2) 自治体向けの帳票印刷ソリューションを共同展開
  住民基本台帳ネットワークシステム上で使用される文字フォント「住民基本台帳 ネットワーク統一文字」に対応した帳票印刷ソリューションを両社共同で推進。
  公共・地方自治体の新システム上で申請書や証明書などの帳票印刷がシームレス に行える環境の構築を全国規模で展開。

(3) バリアブルデータの高速処理における共同研究
  帳票のカラー化が進展するなか、バリアブルデータの高速処理に関する共同研究を推進。
 これにより、リコーはオフィス向けソリューション事業の実績とノウハウを活用し、基幹プリンティング分野から多品種少量のオンデマンド印刷を要求される分野まで対応したトータルプリンティングシステムプロバイダとして、幅広いニーズにお応えしていきます。
 ウイングアーク テクノロジーズは、リコーとの技術協力関係を深めることで公共や企業の基幹系システムにおける帳票システムの円滑な運用、フロント業務のIT化に対するソリューションを大きく拡げることができます。
■ アドバンテッジパートナーズLLPについて
社名 アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合
代表パートナー 笹沼泰助 リチャード・L・フォルソム
本社 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス17階
事業内容 プライベートエクイティ投資ファンドへのサービス提供
■ ウイングアーク テクノロジーズ株式会社について
社名 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  http://www.wingarc.com/
代表取締役社長 内野弘幸
本社 東京都港区港南1-8-15
事業内容 帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。