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ニュースリリース

リコー、環境格付けで写真・事務機器部門の世界第1位に

2001年7月25日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長:桜井正光)は、米国イノベスト・ストラテジック・バリュー・アドバイザーズ社(以下、イノベスト社。本社、ニューヨーク)が実施した環境格付けにおいて、写真・事務機器部門での最高スコア「AAA」と評価され、評価対象11社のなかで第1位となりました。

 イノベスト社は、企業の環境効率性と持続可能性という側面から評価を行い、その結果に基づき環境格付けを行う投資リサーチ会社です。各企業から提供される環境報告書や各種公開資料をもとに、1) 環境戦略・体制、2) 産業別環境リスク、3) 環境ビジネス・利潤機会の3つの視点で約60項目にわたる情報収集を行なっています。公開資料から得られないデータは、直接インタビューなどにより収集しています。こうして集められた情報をもとに、全60項目につき、それぞれ同一業界内における企業間比較による相対的評価を行なっています。
 リコーは、特に以下の点が高く評価されました。
1. 自らを「地球市民」と位置づけ、リコーグループ全体で、利益の追求と環境保全を融合させる「環境経営」を実践している点。
2. 革新的な省エネ技術を開発し、それをリコー製品のなかでも最も出荷台数が期待される普及層のデジタル複合機に採用することにより、社会における環境負荷の低減を目指している企業姿勢。
3. 環境会計の質の高さ、また、それを「環境経営」のツールとして使用することを目標に改良し続けている点。
 今回の評価対象になった企業は、以下の11社です。
富士写真フイルム株式会社
キヤノン株式会社
ミノルタ株式会社 株式会社リコー
Agfa-Gevaert Gruppe Eastman Kodak Co.
IKON Office Solutions, Inc. Moore Corporation Limited
Pitney Bowes Inc. Polaroid Corporation
Xerox Corporation
〈ご参考〉
弊社は、2000年に独エコム社(Oekom)がおこなった、IT・エレクトロニクス産業部門の環境格付けにおいて、対象39社中1位を獲得しております。また国内では、日本経済新聞社が実施する環境経営度ランキング(製造業部門)において1998年から2000年までの3年連続1位にランクされております。今回のイノベスト社の格付けにより、弊社は日・米・欧の代表的環境経営度格付けにおいて高い評価を得たことになりました。
〈イノベスト社について〉
イノベスト社は、国際的に活躍する環境に特化した投資に関わるリサーチ・アドバイザリー機関です。環境効率性、持続可能性など、これまでと異なった新しい側面から企業の分析、評価を行っております。同社は、ムーディーズやS&Pの格付けと同様に環境パフォーマンス格付けを行うシステム「エコ・バリュー'21TM分析モデル」を構築し、投資分析に用いています。世界の代表的なファンドマネージャーや機関投資家のためのポートフォリオ分析やリサーチを提供するほか、主要企業に対して戦略的アドバイスを行っています。
 イノベスト社は従来米国の上場企業を中心に環境格付けを行ってきましたが、近年英国や日本の上場企業にその審査対象を拡大しています。現在米国、欧州、日本の1,200社以上の格付けを行なっています。石油、鉄鋼、建設、薬品、電気機器、精密機器、通信など、ほぼすべての産業分野をカバーしています。
本社所在地 ニューヨーク
設  立 1995年
従業員数 15名
業務内容 企業環境格付け
業種別環境報告書の発行
ポートフォリオ分析
資産運用コンサルティング
カーボンファイナンス・コンサルティング
顧  客 米国の金融機関、Fortune100企業、他