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ニュースリリース

CMOSで高耐圧(20V)を実現した高性能ボルテージレギュレータコントローラIC「R1151Nシリーズ」のサンプル受注を開始
~ボルテージディテクタ、短絡保護回路も内蔵~

2001年6月25日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、各種情報通信機器や電気機器などに用いて、機器内の回路への供給電圧を一定化するボルテージレギュレータコントローラICとして、CMOSプロセスを採用しながら高耐圧(20V)を実現した上、ボルテージディテクタや短絡保護回路までを内蔵した「R1151Nシリーズ」の受注を開始いたします。
  • ボルテージレギュレータコントローラIC:出力ドライバを外付けするタイプのボルテージレギュレータIC
  • 製品名 R1151Nシリーズ
    サンプル価格 150円
    受注開始日 2001年7月2日
    月産規模 200万個
  • *このニュースリリースに掲載されている価格および料金には消費税は含まれておりません。
  •  新製品「R1151Nシリーズ」は、携帯電話などの各種情報通信機器や電気機器などに用いて、電池やアダプターなどの電源から入力した電圧を、動作電圧が規定されている機器内の回路上のメモリーやCPUなどに対し、電池の消耗などによる電圧変動に関わらず一定化して出力するボルテージレギュレータコントローラICです。ボルテージディテクタ(異常な電圧を検出した際にリセット信号を出す回路)や短絡保護回路までを内蔵した上で、従来品と同等の大きさのSOT23-6パッケージに実装しています。
     特に、新規プロセスの開発により、低消費電流化に有利なCMOSプロセスを採用しながら、絶対最大定格20V(弊社従来製品は12V)という高耐圧を実現していますので、ディスクドライブや電子楽器をはじめ、テレビなどの各種家電機器への搭載にも適しています。
    <新製品 R1151Nシリーズの主な特徴>
  • 1.CMOSプロセスを採用しながら20Vという高耐圧を実現しています。
      • 新規プロセス開発により、低消費電流化に有利なCMOSプロセスを採用しながら、絶対最大定格20V(動作最大18.5V)という高耐圧を実現。より幅広いアプリケーションに対応可能。
  • 2.小型パッケージにボルテージディテクタ、短絡保護回路までを内蔵しました。
      • 従来と同等のSOT23-6パッケージに、ボルテージディテクタ(異常な電圧を検出した際にリセット信号を出す回路)と安全性を向上する短絡保護回路までを内蔵。外付け部品の削減が可能。
      • ボルテージディテクタのリセット機能の電圧監視は、標準品は出力電圧監視タイプ。また、リセット用の復帰遅延時間を決定する外付け容量端子、あるいは、出力のON/OFFをコントロールするCE(チップイネーブル)端子のどちらかを組み込んで(Lアクティブ、Hアクティブを選択可能)出荷可能。
  • 3.出力ドライバとして、PNPトランジスタを外付けして使用します。
      • 用途に応じてドライバ用トランジスタを選択してボルテージレギュレータを構成可能。
  • 4.出力電圧範囲が2.5~9.0V(0.1V単位で設定出荷可能)と広範です。
  • 5.TYP.1A(外付けトランジスタのhFE=直流増幅率による)という大出力電流を実現しています。
  • 6.TYP.40μAという低消費電流(スタンバイ時TYP.0.1μA)です。
  • R1151Nシリーズ
    R1151Nシリーズ