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ニュースリリース

世界初、高速デジタル融合機でスリープモード※1からの復帰時間10秒を実現
imagio Neo 602 ec モデル75」「imagio Neo 752 ec モデル75」を新発売

2004年8月24日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、ネットワークスキャナー、プリンター、コピー機能を備えた高速デジタル融合機として、「imagio Neo 602 ec モデル75」(毎分60枚機)、「imagio Neo 752 ec モデル75」(毎分75枚機)の2機種を開発し、新発売いたします。
 新製品2機種は、蓄電デバイスのキャパシタ※2を定着部の昇温補助に活用することで、高速機で初めてスリープモードからの復帰時間を10秒に短縮しました。電力消費量は従来機※3と比べ、「imagio Neo 602 ec モデル75」は約52%、「同752 ec モデル75」は約43%削減しており、「使いやすさ」と「省エネ」の両立を実現しています。

  • ※1動作後、一定時間経過すると自動的に低電力での待機に移行する"省エネモード"の中で、電力消費量が最も低い状態
  • ※2世界のエネルギー問題や環境問題の解決に大きく貢献する環境技術として注目されている次世代の蓄電装置です。
    リコーは、imagio Neo 752(2004年2月発売)で、オフィス機器で世界に先駆けてキャパシタを採用。待機時に電力を蓄電して効率的に利用することで、機器全体の消費電力を大幅に削減しました。
  • ※3毎分60枚機は「imagio Neo 600 モデル75」、毎分75枚機は「同750 モデル75」と比較した場合
  • 製品名 imagio Neo 602 ec モデル75 imagio Neo 752 ec モデル75
    標準価格 (消費税別) 285万円 340万円
    発売日 2004年9月10日
    月販台数 50
    • *このニュースリリースに掲載されている価格には、消費税は含まれておりません。
    • *商品名の「ec」は、環境保護の「ecology」と、電力消費量削減によるコスト節約の「economy」を表しています。
     「imagio Neo 602 ec モデル75」、「同752 ec モデル75」は、クラスNo.1※4のエネルギー消費効率を実現した「imagio Neo 602/752シリーズ」(2004年2月発売、標準価格:220万円から)のラインアップとして新たに追加するもので、「不正コピーガード」をはじめとする高度なセキュリティ機能への対応や、高速・高生産を発揮する充実した基本機能を継承しています。
    ※4 imagio Neo 602シリーズは毎分51~60枚機、同752シリーズは毎分71~80枚機において
     リコーは、特に復帰時間の短縮が困難とされていた高速機において、世界で初めてスリープモードからの復帰時間10秒を達成し、優れた省エネ性能を実現した「imagio Neo 602 ec モデル75」「同752 ec モデル75」を『省エネフラッグシップモデル』と位置付け、環境負荷低減活動に関心の高いお客様を中心にご提案してまいります。
     複写機には、待機時の電力消費量を低減するための機能として省エネモードが搭載されています。しかし従来の省エネモードは、使用可能な状態に復帰するまでに時間がかかるため、実際はご活用いただけないケースが多く見受けられました。
      リコーはお客様に省エネモードを積極的にご活用いただくため、低電力で待機しながらすぐに立ち上がるリコー独自の省エネ技術「QSU」技術※5や「HYBRID QSU」技術※6を開発。普及クラスから高速クラスまでの一般オフィス向けモノクロデジタル融合機に順次採用しています。この「QSU」技術および「HYBRID QSU」技術の搭載により、「imagio Neo 350シリーズ」(毎分35枚機)は平成12年度の省エネ大賞「経済産業大臣賞」、「imagio Neo 220/270シリーズ」(毎分22枚機/27枚機)は平成13年度の省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」、「imagio Neo 602/752シリーズ」(毎分60枚機/75枚機)は平成15年度の省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」をそれぞれ受賞しています。
     今回発売する「imagio Neo 602 ec モデル75」、「同752 ec モデル75」は、「imagio Neo 602/752シリーズ」で採用した「HYBRID QSU」技術の応用により、さらに復帰時間を短縮し、使いやすさをさらに追求しながら、優れた省エネ性能を実現しています。

  • ※5薄肉定着ローラーや低温定着トナーの採用により、ウォームアップタイムを短縮した独自の省エネ技術
  • ※6薄肉定着ローラーや低温定着トナーの採用に加え、定着電源をハイブリッド化した独自の省エネ技術
  • <新製品 imagio Neo 602/752 ec モデル75の主な特徴>
    世界初、高速デジタル融合機で初めてスリープモードからの復帰時間10秒を実現しました。
    1. キャパシタを活用した最先端の省エネ技術により、「使いやすさ」と「省エネ」を両立
    定着電源をハイブリッド化したリコー独自の省エネ技術「HYBRID QSU」をさらに進化させ、キャパシタを定着部の昇温補助にも活用。
    高速デジタル融合機で初めて、スリープモードからの復帰時間10秒を実現。従来機と比べ、1/30に大幅に短縮。「imagio Neo 602/752シリーズ」と比べても1/3に短縮。
    電力消費量は従来機と比べ、「imagio Neo 602 ec モデル75」は約52%、「同752ec モデル75」は約43%削減。使いやすさをさらに追求しながら優れた省エネ性能を実現。
    • 毎分60枚機は「imagio Neo 600 モデル75」、毎分75枚機は「imagio Neo 750 モデル75」と比較

    2. 鉛、PVC(ポリ塩化ビニル)、六価クロムなど、特定化学物質を大幅に削減
    プリント基板に部品を実装するための鉛はんだを大幅削減。
    PVC(ポリ塩化ビニル)を使用しない電源コードを採用するなど、配線被覆類へのPVC(ポリ塩化ビニル)の使用を大幅に削減。
    六価クロムを削減したクロメートフリー鋼板を使用。化学物質による環境影響に配慮。
    • 鉛、PVC(ポリ塩化ビニル)、六価クロムともに製品使用時にお客様の人体に影響を及ぼすことは全くありませんが、製品の廃棄段階で適正な処理がなされないと環境影響を及ぼします。

    高度なセキュリティ機能に対応しています。
    1. リコー独自の「不正コピーガード機能」により、情報漏洩を抑止
    プリントアウトされたドキュメントのセキュリティを確保するリコー独自の「不正コピーガード機能」にオプションで対応。印刷時に地紋を埋め込むことで、それを「imagio Neo 602/752 ec モデル75」や「imagio Neo 602/752シリーズ」でコピーしても画像が破壊され正常なコピーができないほか、他の複写機でコピーしても牽制文字が浮き上がってコピーされるため、情報漏洩を抑止。
    「不正コピー抑止地紋印刷機能」を標準搭載。印刷時に地紋として牽制文字を埋め込むことで、コピーしても、その牽制文字が浮き上がってコピーされるため、情報漏洩を抑止。
    imagio Neo本体のハードディスクに残った残存データを上書き消去するオプション「imagio セキュリティカード タイプB」を用意。データの漏洩を防止。

    2. SSLを使った暗号化通信によるセキュリティ印刷に標準対応しました。
    クライアントパソコンとプリンター間の通信経路の暗号化をするSSL(暗号化通信)によるセキュリティ印刷に標準で対応。印刷データへの不正アクセスを防止。
    • SSL印刷は、Ridoc IO Navi、IPP出力時のみ有効

    3. 機器運用時のセキュリティの確保にも配慮しています。
    ITセキュリティに関する国際標準規格「ISO/IEC 15408」の認証を取得した「imagio Neo 350/450シリーズ」同等のセキュリティを確保。「セキュリティ強化モード」によって、imagio Neo本体のドキュメントボックスに蓄積された文書をパスワード設定で保護するほか、機密印刷機能を搭載。

    ネットワークスキャナー機能
    1. 1パス両面スキャン機構の採用により、高速両面スキャンが可能です。
    毎分75ページの読み取りが可能な高速ネットワークスキャナーとして活用が可能。
    1パス両面スキャン機構の採用により、両面原稿も片面原稿と同速となる毎分75ページの高速読み取りが可能。
    • ※A4ヨコ

    2. 紙文書の電子化が手軽に行なえるため、情報共有・活用を促進します。
    「スキャン to フォルダー」機能を搭載。ネットワーク上のWindowsパソコンの共有フォルダに、読み取った文書を直接保存することが可能。専用のサーバーやソフトは不要なため、手軽に活用することが可能。
    紙文書を読み取って imagio Neo本体の「ドキュメントボックス」に蓄積。同梱の「Ridoc Desk 2000Lt」やWebブラウザを利用して、ネットワーク上のパソコンから蓄積文書にアクセスし、データの確認、検索、印刷、引き取りが可能。

    3. 紙文書を直接電子メールで送信できるため、効率的な情報伝達を実現します。
    imagio Neo本体のタッチパネル操作だけで、読み取った紙文書を、電子メールの添付文書として直接送信する「スキャン to E-Mail」が可能。情報を伝えたい相手に直接送信できるため、安心・確実な情報伝達を実現。また通信費も削減。
    • ※TIFFもしくはPDF形式

    ネットワークプリンター機能
    1. 毎分75枚(imagio Neo 752 ec モデル75)/毎分60枚(同602 ec モデル75)の高速出力が可能です。
    連続出力スピードは、「imagio Neo 752 ec モデル75」が毎分75枚、「同602 ec モデル75」が毎分60枚と高速。
    ※A4ヨコ
    両面出力時も片面時と同速となる毎分75ページ(imagio Neo 752 ec モデル75)/毎分60ページ(同602 ec モデル75)の高速出力を実現。
    ※A4ヨコ
    コントローラーのCPUクロック周波数は800MHz。標準搭載メモリーも384MBを搭載。
    リコーのプリンター言語「RPCS」に対応。また、純正PostScript3対応(オプション)により、PDFファイルの出力を高速化。

    2. Z折りや中綴じの自動処理に対応するなど、多彩なオプションを用意しました。
    「imagio フィニッシャー SR33V」(標準価格:50万円)により、ネットワーク上のパソコンからの指示で中とじ印刷が可能なため、製本までを自動処理。さらに「imagio Z折りユニット タイプN12」(60万円)を装着することで、A4判とA3判の混在した原稿でも、A3判をZ折りしてまとめてステープルすることが可能。これまで外注していたマニュアルやカタログなどの印刷を社内で手軽に、しかも効率的に低コストで行うことが可能。
    ※コピー時にも使用できます
    丁合いからステープル、パンチ穴あけまでを自動化する「imagio フィニッシャー SR33」(45万円)も用意。

    3. オプションで無線LANに対応するなど、最新のネットワーク環境で使用できます。
    100Base-TXに対応した高速ネットワークボードを標準装備。IPPをはじめとしたマルチプロトコルに対応。
    ※TCP/IP、IPP、NetBEUI、IPX/SPX、Ether Talk に対応
    IEEE802.11bに準拠した内蔵型無線LANカード(オプション)に対応。さらにやIEEE1394/IP over 1394(オプション)やUSB2.0ポート(オプション)など、多彩なインターフェースに対応。
    「BMLinkSカード タイプB」(オプション)の装着により、社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会が策定した「BMLinkS統合プリンタドライバ」からの出力が可能。

    コピー機能
    1. 高速・高生産なコピーを実現します。
    連続コピースピードは「imagio Neo 752 ec モデル75」が毎分75枚、「同602 ec モデル75」は毎分60枚
    ※A4ヨコ
    1パス両面スキャン機構の採用により、片面原稿の1to1両面コピーも片面同速の高速コピーを実現。集約コピーと合わせ、用紙を節約することが可能。

    2. 連結コピー機能に対応しており、さらなる高生産性を発揮します。
    オプションの連結コピーキットの装着により、「imagio Neo 752 ec モデル75」2台を連結した時は毎分150枚、「imagio Neo 602 ec モデル75」2台を連結した時は毎分120枚の倍速コピーが可能。
    ※A4ヨコ
    通常は2台のマシンでそれぞれの作業を、大量コピー時はワンタッチで連結。効率的な運用が可能。「imagio Neo 602/752シリーズ」と連結することも可能。

    3. 高解像度1,200dpi書き込みによる高画質コピーが可能です。
    1,200dpi書き込みによる高画質コピーが可能。細線や写真などのハーフトーンも鮮やかにコピー。

  • このニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • imagio Neo 752 ec モデル75(オプションを装着したもの)
    imagio Neo 752 ec モデル75
    (オプションを装着したもの)