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ニュースリリース

高度なセキュリティを提供する機密情報保護CD-Rの使い勝手を向上
「 CryptDisc™ Ver.2」を新発売

2005年10月31日
株式会社リコー

製品名 CryptDisc™ Ver.2 鍵発行ソフトウェア CryptDisc™ Ver.2
用途 暗号化鍵、復号化鍵を発行 通常のデータのやり取りに利用
価格(税込み) 3,150円(1枚) 10,395円(5枚パック)
88,200円(50枚パック)
672,000円(500枚パック)
134,400円(100枚バルク)
  • 1枚あたり1,344~2,079円
発売日 2005年11月9日
月産枚数 当初1万枚
 個人情報保護法やe文書法の施行、企業における情報セキュリティニーズの高まりに伴い、情報システムのセキュリティ強化が進んでいます。一方、顧客や外注先、社内の他の事業所とのデータのやり取り業務において、メールで送信できない大容量データはCD-RやMOなどを媒体としたオフラインのやり取りをされており、運搬中のディスクの紛失やディスクの不正な複製などに対するオフラインセキュリティの脆弱性が指摘されています。
 新製品「CryptDisc Ver.2」は、ハイブリッドCD-RのROM部分に、高度な暗号化・復号化ソフトを搭載した「CryptDisc」(2005年3月発売)を機能強化したものです。高度なセキュリティレベルはそのままに、ディスクから直接ファイルを開くことを可能にするなど操作を簡易化しました。また、鍵管理の容易化を図るなど使い勝手を向上するとともに、他のシステムとの連携を容易にしました。
<CryptDisc Ver.2の主な特徴>
1. CryptDiscに記録したファイルを直接起動することが可能になりました。
DirectOpen™機能により、CryptDiscに記録したデータを一旦ハードディスクに記録することなく、必要なファイルのみをCryptDiscから直接開くことが可能に。
操作を簡易化することで作業効率を向上すると同時に、機密ファイルをハードディスクに無意識にコピーすることがなくなり、セキュリティの強化も実現。

2. 鍵ファイルの名称および記録先を任意に選択いただけるようになりました。
鍵ファイルのファイル名を任意につけることが可能に。また、復号化鍵の記録先も従来のUSBメモリーだけでなく、任意の媒体に記録可能に。
鍵の管理を容易にするとともに、柔軟な運用が可能となり、汎用性を向上。他のオンラインセキュリティのシステムなどとの連携も容易に。

3. ディスクの初期化とデータの書き込みが連続して行えるようになりました。
CryptDiscの初期化後、データの書き込みを続けて行うことが可能に。もちろん、初期化のみを事前に行い、後ほどデータを書き込むことも可能。
ご参考
<CryptDiscについて>
 「CryptDisc」は、独自のハイブリッドCD-R(ROM部分と書き込み可能部分が混在したCD-R)のROM部分に、暗号モジュールのセキュリティ要件の規格であるFIPS(Federal Information Processing Standard:連邦情報処理規格)140-2に適合した高度な暗号化・復号化ソフトを搭載したものです。
 暗号化を行う鍵そのものをさらに暗号化するという暗号の二重化に加え、復号化するための鍵とディスクを別々に管理することにより、万一運搬中にディスクを紛失した場合でも情報漏洩を防ぐことができます。また、一般的な暗号化ソフトウェアで暗号化したファイルを一般のCD-Rディスクに記録する場合と異なり、CryptDisc独自のコピーガードの仕組みにより、ディスクの複製による不正なデータ配布や改ざんを防ぐことができます。
 さらに、ディスク自体にセキュリティの仕組みを組み込んだ自己完結型のシステムのため、情報の送り手と受け手双方ともに、パソコンなどの端末に別途同一のアプリケーションを導入したり、煩雑な環境設定をすることなく、少ない投資で、すぐに、かつ簡単に、消耗品感覚でご利用いただくことが可能です。
「CryptDisc」をご利用いただく手順
(1) ご導入ユーザーが「CryptDisc鍵発行ソフトウェア」を用いて鍵を発行します。「CryptDisc」に暗号化鍵の情報を書き込みます。また、復号化鍵を手元に置くと同時に、データのやり取り相手に送付します。
(2) データ書き込み時は「CryptDisc」に内蔵されたライティングソフトで書き込みます。この際、データは自動的に暗号化されます。読み出す際は、復号化鍵を用いて復号を行います。また、データの追記が可能ですので、繰り返しのやり取りが行えます。
「CryptDisc」のご活用例
製造業の設計開発部門における図面、仕様書などの外部とのやり取りに
製造業の製品の保守サービス統括部門における各地域のサービスセンターへのサービスマニュアルの配布に
中央省庁と各地方の出先機関との情報のやり取りに
医療画像システムのデータ保管メディアとして
開発部門における外出、出張時などのデータの運搬に
学校における教職員、生徒の個人情報の保管に
金融業における顧客への資産運用情報の配布に
小売業における顧客情報の保管に

「CryptDisc」の商品情報および活用事例のホームページ
http://www.ricoh.co.jp/cryptdisc/
http://www.ricoh.co.jp/cryptdisc/solution/
CryptDisc Ver.2
CryptDisc Ver.2
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