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ニュースリリース

リコーと 船井電機、光ディスクドライブの開発・生産で協業

2001年1月24日
株式会社リコー

 船井電機株式会社(社長:船井哲良)と株式会社リコー(社長:桜井正光)のパーソナルマルチメディアカンパニー(プレジデント:橋本誠)は、CD-RWドライブおよびDVD+RWドライブの開発・生産で協業することで合意しました。これにより、船井電機は、同市場で本格的に生産・販売を展開することになりました。
 今回の協業は、リコーの開発・設計力と、船井電機の低コスト量産システムのノウハウを融合することで、急拡大が進む同市場に対応し、最先端スペックと低価格の両立を目指すものです。
 具体的な協業の内容は、?リコーが開発・販売するCD-RWドライブの船井電機への生産委託、?船井電機が開発、製造、販売するCD-RWドライブへのリコーからの技術支援、?本年夏以降両社で順次発売予定のDVD+RWドライブの開発および生産での協業などです。
 船井電機の製造拠点は、中国広東省の東莞市にある工場を予定しています。製品出荷時期は、CD-RWドライブは2001年春、またDVD+RWドライブは2001年夏になる見通しで、出荷数量は、両社の製品あわせて初年度100万台以上を見込んでいます。
 CD-RWドライブ市場は、1999年に1,600万台、2000年に4,000万台、2001年(予測)には6,000万台と急速に拡大しており(数字はリコー推定)、フロッピーに代わるマルチメディア時代の外部記憶装置として定着してきております。
 一方、DVD+RWは、さらに大容量(4.7ギガバイト)の次世代メディアで、他の書き換え型DVDと比べて、記録されたディスクのDVD-ROM及びDVDビデオプレーヤーでの再生互換性に優れており、今後の急速な普及が期待されております。
 船井電機では、現在の主力商品の一つであるビデオテープレコーダーのデジタル化に備え、既にDVDビデオプレーヤーを生産・販売中ですが、今回の協業により、DVDビデオレコーダーへの展開も視野に入れています。
 一方リコーでは、従来からCD-RWドライブの生産を行ってまいりましたが、今回の協業により、ビジネス用途をメインとした高速・高機能ドライブメーカーとしての地位をさらに固めるとともに、DVD+RWの普及に注力し、書き換え型DVD分野でのトップ企業を目指します。