株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、当社の固体型色素増感太陽電池「RICOH EH CO2センサーD101」が、株式会社ローソン(代表取締役 社長:竹増 貞信)の運営するローソンカフェ大阪・関西万博店に導入されることをお知らせします。カフェ店舗内のスペースに4台設置し、CO2濃度をモニタリングします。通常、室内の換気は人間の感覚に頼って行われますが、電池交換や配線が不要なセンサーで収集したCO2濃度をタブレットにリアルタイムで表示することで、混雑状況をスタッフに周知し、適切な換気を促すことが可能になります。
2025年大阪・関西万博は、2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、人類共通の課題解決に向け、先端技術など世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場になることを目指しています。リコーは、大阪・関西万博において中島さち子氏がプロデューサーを務めるテーマ事業シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のパートナーとして協賛をしています。
人の往来が多く予想される場所であり、社会課題解決に向けた先端技術が集まる万博において、「RICOH EH CO2センサーD101」を活用いただくことで、万博に来場されたお客様をおもてなしの心でお迎えするローソンの“はたらく”現場のDXや、来店されたお客様に安心・快適な室内環境を提供することに貢献します。
店舗イメージ
なお、本製品は3月4日(火)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第41回 流通情報システム総合展 リテールテック JAPAN 2025」(主催:日本経済新聞社)に出展します。
RICOH EH CO2センサーD101は、リコーが開発した固体型色素増感太陽電池RICOH EH DSSCを搭載。室内の微弱な光でも高い発電性能を持ち、夜間の倉庫や売場などの暗くなりがちな場所でも活用できます。幅広い温度帯で利用でき、ワイヤレスでCO2濃度をはじめ、温度・湿度・照度・気圧・内蔵リチウムイオン電池の電圧値などを同時に測定することが可能です。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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