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ニュースリリース

産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5220」を新発売

~最小液滴量2.5plにより、高精細印刷を実現~

2016年5月16日
株式会社リコー

   株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、ラベルやパッケージ、サイングラフィックスなどのプリンティングシステムで使われる産業用インクジェットヘッドを新たに開発しました。5月31日~6月10日まで、ドイツのデュッセルドルフで開催される国際印刷・メディア産業展「drupa」に出品し、今夏からグローバルで販売を開始する予定です。

 

   ラベルやパッケージ、サイングラフィックスの製作に関わる産業用印刷市場では近年、顧客ニーズの多様化により、多品種小ロット生産や短納期への対応が求められており、版製作が不要でフレキシブルな生産が可能なデジタル印刷への移行が急速に進んでいます。

   リコーは、こうした分野のお客様から要求の強い高精細印刷を実現する新開発インクジェットヘッド「RICOH MH5220」の発売により、インクジェット事業の拡大を図ってまいります。

 

新開発インクジェットヘッド「RICOH MH5220」の主な特徴

  • 最小液滴量2.5pl(ピコリットル)、1,280ノズル(320ノズル×4列)のノズル配置で、粒状感のない高精細印刷を実現しており、複数のヘッドを千鳥配列することで1,200dpi出力にも対応可能
  • マルチドロップによる液滴制御*により、液滴量は2.5~9plまで幅広い吐出が可能
  • ステンレス構成で剛性が高く、高耐久・長寿命を実現
  • 内蔵ヒーターによる加熱で、高粘度インクの吐出が可能
  • ラベル印刷分野で使われるUV硬化インクに対応

 

* ノズルから高速で吐出された複数の液滴を、メディア表面に到達する前に瞬時に統合する技術

 

画像:新開発インクジェットヘッド「RICOH MH5220」
新開発インクジェットヘッド「RICOH MH5220」

 

リコーのインクジェット事業

   リコーは30年以上培ってきた独自のインクジェット技術を有しており、オフィスおよび商業印刷市場のお客様に多彩なインクジェットプリンティングシステムを提供してまいりました。また、産業分野のお客様に対しても、インクジェットヘッドやインクの外販から技術サポートまでを担う事業を展開し、サイネージ、テキスタイル、ラベル・パッケージ、3D造形など幅広い用途でご活用いただいております。


| リコーグループについて |

リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、ビジュアルコミュニケーションシステム、デジタルカメラ、産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2016年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,090億円)。

創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。

想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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