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ニュースリリース

3Dプリンター「RICOH AM S5500P」を新発売

~高機能材料に対応し、大型部品の一括造形を実現~

2015年10月27日
株式会社リコー

   株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、自社ブランド製品として初めての3Dプリンター「RICOH AM S5500P」を発売します。日本では2015年10月30日から受注開始、その後、欧州をはじめ海外にも展開します。

 

新製品の特徴

   新製品は、粉末状の材料にレーザーを照射して焼結させる粉末焼結積層造形(SLS®*1)方式を採用しており、高精細・高耐久な造形物の制作を実現します。

   造形材料には、PA*211、PA12といったSLS®方式で主に利用されている樹脂材料はもちろん、より高機能で汎用性のあるPA6やPP*3の利用が可能です。これにより、機能試験用途としての自動車部品や、最終製品用途としての部品の造形にも対応します。また、造形エリアは幅550×奥行550×高さ500mmと大きな容量を持ち、複数種類の部品を一度に造形したり、大型部品の一括造形も可能です。

 

*1 Selective Laser Sinteringの略。
*2 PA(ポリアミド):ナイロンのこと。強度、柔軟性のある樹脂。
*3 PP(ポリプロピレン):軽量かつ靭性が高く、屈曲に強い樹脂。

 

リコーの3Dプリント関連事業

   リコーは、3Dプリンターをキーとしたアディティブ・マニュファクチャリング事業(AM事業)を2014年9月から展開しており、これまで3Dプリンターの仕入れ販売をはじめ、コンサルティング~3Dデータの設計~造形まで一貫したサービスを提供しています。この度の新製品をリコーが提供するサービスのラインアップに加え、企業の設計部門・製造部門への導入を促進することで、お客様のものづくりのイノベーションをより一層強力に支援いたします。

   本製品の開発にあたっては、株式会社アスペクトと協業し進めてまいりました。さらに、本製品発売後も両社で共同して独自材料の開発や機能強化に取り組んでまいります。

 

   リコーは、今年の11月17日~20日の間、ドイツのフランクフルトで開催される3Dプリンティングの国際見本市「formnext」に出展し、新製品をはじめとする設計・製造支援ソリューションをご紹介します。

 

製品名 RICOH AM S5500P
造形方式 粉末焼結積層造形(SLS®)方式
造形エリア 幅550×奥行550×高さ500mm
標準価格(消費税別) 75,000,000円
受注開始日 2015年10月30日

 

画像:RICOH AM S5500P
RICOH AM S5500P

 

※SLSは、3D Systems, Inc.の商標または登録商標です。

このニュースリリースはPDFファイルでもご覧いただけます


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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