ニュースリリース
2012年9月3日
公益社団法人日本将棋連盟
株式会社リコー
株式会社リコー(東京都中央区 社長執行役員 近藤史朗、以下リコー)と公益社団法人日本将棋連盟(東京都渋谷区 会長 米長邦雄、以下日本将棋連盟)が主催し、株式会社日本経済新聞社(東京都千代田区 代表取締役社長 喜多恒雄、以下日本経済新聞社)が特別協力する、第2期「リコー杯女流王座戦 タイトル戦・五番勝負」に出場する挑戦者とスケジュールが決定しましたのでご連絡致します。
■対局者 | ||
女流王座 | 加藤桃子 | |
挑戦者 | 本田小百合女流二段 |
■スケジュール | ||||
第一局 | 10月20日 | 上海 | ウェスティンホテル外灘センター上海 | |
第二局 | 11月 3日 | 東京 | 明治記念館 | |
第三局 | 11月10日 | 静岡 | 藤枝明誠中学校・高等学校 | |
第四局 | 12月 5日 | 東京 | 将棋会館 | |
第五局 | 12月10日 | 東京 | 将棋会館 |
「リコー杯女流王座戦」は昨年3月10日、女流棋界最高峰のタイトル戦として設立されたもので、優勝賞金は女流棋戦最高額の500万円、優勝者には女流王座の称号が授与されます。第1期 リコー杯女流王座には加藤桃子奨励会員(※)が就きました。第2期は今年4月のアマチュア選抜予選から始まり5月の1次予選一斉対局、6月からの2次予選、7月の本戦トーナメントを経て本日、五番勝負に出場する挑戦者が決定しました。アマチュア75名、女流棋士47名、奨励会員2名の総勢124名の選手が出場しました。
※奨励会員:プロ棋士養成機関である奨励会に所属する会員です。通常は6級(アマチュア四、五段の棋力)で入会して四段になると晴れてプロ棋士になります。
第一局の中国・上海での開催は2010年2月に行われた第35期 棋王戦以来4度目の開催となり、女流棋戦のタイトル戦としては初開催となります。女流トップ棋士の対局を通して日本の伝統文化を紹介します。
また、当日は、日本将棋を通じた文化交流による相互理解を目的に、上海市内の小中学生の女子生徒を対象とした「日経・リコー杯上海女子王座戦」を併せて開催します。
名称 | : | 日経・リコー杯上海女流王座戦 | |
主催 | : | 日本経済新聞社、リコー、日本将棋連盟 | |
後援 | : | 在上海日本国総領事館、上海市体育局直属上海許建東将棋倶楽部 | |
対象 | : | 上海市内小中学校の女子生徒 | |
参加者数 | : | 40校 約600名が参加予定 | |
概要 | : | 各小中学校で予選を行い、決勝大会を女流王座戦の第一局に併せて開催 |
なお、中国・上海での「リコー杯女流王座戦」第一局開催は、日中国交正常化40周年記念事業の一環として行われます。リコーは将棋の普及活動に貢献することで、新たな価値を創造し、信頼と魅力のグローバル企業としてのブランド価値向上を目指したいと考えています。