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ニュースリリース

国内の設計・生産機能再編のお知らせ

2012年7月31日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、以下リコー)は、日本国内における設計機能および生産機能を見直し、再編することを決定しました。具体的には、現在生産関連会社にて行っている画像機器の設計・生産機能およびリコーの同機能の一部について、2013年4月を目処に設立する設計・生産それぞれを統合した新会社2社に集約してまいります。

 円高の進行、国際競争の激化を始め、リコーグループをとりまく経営環境は急激に変化しています。リコーグループでは、このような厳しい経営環境下においても持続的な成長が可能で、常に競争力のある企業体質への変革を進めています。今回の再編は、リコーグループとして画像機器の設計・生産機能の強化を狙ったものであり、お客様に新しい価値を提供する製品・サービスを創出し続けることと、グローバルな競争に勝てるもの作りの力の獲得、競合を凌駕する低コスト設計・生産力の確立の同時実現を目指すものです。

 なお、新会社設立までのプロセス、名称など詳細については今後早急に検討し、決定しだい速やかに公表してまいります。


<今回の再編の概要>

  • 1.設計機能
    東北リコー株式会社、リコーユニテクノ株式会社、リコーエレメックス株式会社の各社が持つ設計機能およびリコーの設計機能の一部を新会社へ移管し、会社・組織の垣根を取り払った開発体制と仕組みを構築することで、設計効率と開発力の最大化を目指します。これにより、基盤事業領域においては更なる開発生産性の追求、低コスト技術力の向上、顧客対応力の強化を行います。合わせて、新規事業領域や成長・強化領域にリソースを投入できる体制の構築も加速します。


  • 2.生産機能
    東北リコー株式会社、リコープリンティングシステムズ株式会社、リコーユニテクノ株式会社の各社が持つ生産機能およびリコーの生産機能の一部を新会社へ移管することで、リコーグループ全体の経営資源を有効に活用できる体制に組み替えます。新会社については、製品にとどまらず、キーパーツ、新規事業領域などの次世代へ向けた技術開発強化にも貢献する先端的製造会社として、リコーグループの製造技術をワールドワイドで伝承、継承し、発展させる人材育成と総合力強化を目指します。

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