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ニュースリリース

リコー、インドにサーマル事業の現地法人設立
~アジアパシフィック市場における事業展開を加速~

2012年5月29日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、以下リコー)は、インドのムンバイに100%子会社としてサーマルメディア関連事業を行うRicoh Thermal Media Asia Pacific Private Limited(以下RTM-AP)を設立し、6月1日より熱転写リボンのスリット加工(*1)、インド国内での自社販売網による熱転写リボンと感熱紙の販売を開始します。さらに、将来的にはRTM-APがアジアパシフィック地域でのサーマルメディア事業の統括を行います。
*1 スリット加工: 原反の熱転写リボンを最終製品用に裁断、加工する製造工程


 リコーのサーマルメディアカンパニーは、バーコード等を主用途とする耐久性のある高付加価値の感熱紙、熱転写リボンを開発、生産、販売しており、世界の多くの地域において高いシェアを獲得しています。日本、北米、欧州、中国に加えて、今回、市場の拡大が見込まれるアジアパシフィック地域においても生産・販売拠点を設けることで、インドをはじめとする新興国市場においても事業展開を加速させていきます。


 特に、インドでは急速な購買意欲の高まりを反映して、多くの都市で先進国と変わらない大型ショッピングモールが建設されています。また電気製品や自動車の生産台数も増加しており、それに伴いバーコードラベルの需要が増加しています。しかし最新の大型スーパーでさえ、商品に貼られているバーコードの品質はバラつきなども多いのが現状です。 食品、物流、生産管理等さまざまな用途に合わせて必要となる特性を高品質で提供できるリコーの熱転写リボンと感熱紙の需要は今後大きく伸びていくことが期待されます。まず熱転写リボンのスリット加工を開始し、早い段階でインドの拠点を中心として顧客密着の生産・販売体制を確立することで、インド市場でのサーマルメディア事業の売上を 3年間で10倍にすることを目指します。

<新会社の概要>

名称 Ricoh Thermal Media Asia Pacific Private Limited
本社所在地 1201, Building No.12 Solitaire Corporate Park,
Andheri Ghatkoar Link Road,
Andheri East, Mumbai - 400093 Maharashtra, India
操業開始 2012年6月1日 (設立登記は2011年12月20日)
会長 森 泰智 (Yasutomo Mori) (リコー サーマルメディアカンパニー プレジデント)
社長 高嶋 靖典 (Yasunori Takashima)
資本金 4,999万インドルピー
事業内容 インドにおける熱転写リボンのスリット(加工)
感熱紙/熱転写リボンのマーケティング・販売からスタート
従業員数 (設立初年度)12人

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