ニュースリリース
2011年7月14日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、デジタル複合機(MFP)用アプリケーションソフトの新製品として、ミスプリントの削減や印刷物の置き忘れ・取り違え・紛失によるセキュリティリスクを低減する「リコー カンタン私書箱プリント AE2」を新発売いたします。本製品は、「imagio カンタン私書箱プリント タイプA」(2009年10月発売)の後継商品として開発したもので、グローバルに販売する製品の日本語対応版です。海外市場でも今後順次販売を開始いたします。
製品名 | リコー カンタン私書箱プリント AE2 タイプMP11 |
標準価格(消費税別) | 58,000円(MFP1台あたり) ICカード拡張オプション※1 42,000円 |
発売日 | 2011年7月22日 |
販売本数 | 年間10,000本 |
*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
※1 「リコー ICカード拡張モジュール AE2 タイプMP11」
本製品では、印刷データを利用者単位でMFPの「私書箱」に蓄積し、操作パネルで選択してから出力するという基本機能はそのままに、新たにロケーションフリー印刷機能を追加し、1つのプリンタードライバーで本製品が導入された複数のMFP(最大5台)からの印刷が可能になりました。
また、これまで別商品だったICカード個人認証への機能拡張をスムーズに行えるように統合しました。これにより、MFPの出力枚数管理、機器利用制限、印刷データやログの取得などセキュリティ対策を含んだ幅広い機器管理ニーズへの対応を容易に行うことができます。
<新製品「リコー カンタン私書箱プリント AE2」の操作画面>
私書箱選択画面 |
オンデマンド印刷画面 |
<新製品「リコー カンタン私書箱プリント AE2」の主な特徴>
1.サーバーレスでロケーションフリー印刷への対応を実現
・MFP機器間でのロケーションフリー印刷をサーバーレスで行えるようになりました。最大で5台まで接続が可能です。
2.本製品からICカード個人認証への機能拡張を容易に
・本製品を導入した後でも、ICカード個人認証への機能拡張が可能になりました。これまでICカードを使用するにはアプリケーションそのものの変更が必要でしたが、ICカード拡張オプションを後から追加購入することでスムーズにICカード運用に移行できるようになりました。
3.セキュリティ面の対策など基本機能を強化
・これまで初回印刷時には設定できなかった「私書箱」のパスワードを、機密印刷機能を利用することにより、初回印刷時からパスワードを設定することが可能になりました。これにより、セキュリティレベルがより強化されました。
・MFPの私書箱選択画面で設定できる色タブに、名称を入れることが可能になりました。これにより、自分の私書箱をより分かりやすく選択できるようになりました。
・私書箱情報のインポートおよびエクスポートが可能になりました。これにより、複数台のMFPを一括導入する際の私書箱情報の一括設定や、運用開始後のバックアップ対策も可能になりました。
・MFPの操作パネルで片面から両面印刷への変更、カラーからモノクロ印刷への変更
(*PCLドライバからの印刷時のみ)が可能になりました。