ニュースリリース
2011年5月17日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤 史朗)は、3,4,5セルLi-ion2次電池用保護ICの新製品として、断線検出機能、セルバランス機能、カスケード接続機能を取り入れた「R5432V/33Vシリーズ」を開発し、サンプル受注を開始いたします。
製品名 | R5432V/R5433Vシリーズ |
サンプル価格 | 100円 |
受注開始日 | 2011年5月17日から順次 |
パッケージ | SSOP-24(R5432V)、SSOP-16(R5433V) |
月産規模 | 当初200万個 |
*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
新製品「R5432V/R5433Vシリーズ」は、過充電や過放電を検出し、電動工具や電動自転車などの電池として利用されているLi-ion2次電池の保護として用いる事が可能です。また、電池と保護基板との間で配線の断線を検出する機能を取り入れています。R5432Vシリーズではセルバランス機能を内蔵しており、安全に電池を充電する事ができます。また、カスケード接続をする事で6セル以上の電池の保護にも対応が可能となります。R5433Vは、充放電用FETを使用できない大電流を必要とするアプリケーションに適しており、過電流検出機能を省くことによって回路の簡素化とコストダウンが可能です。
本製品を使用する事により従来製品より安全で安価に多セル向けの保護回路を構成することが出来ます。
また、シリーズ製品として2~5セル対応のセカンドプロテクションICとしてR5434Dシリーズも取り揃えています。