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ニュースリリース

GXR」、「GR DIGITAL III」用機能拡張ファームウェアをリリース

2011年3月24日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、コンパクトデジタルカメラ「GXR」(2009年12月発売)向け機能拡張ファームウェア第三弾と、「GR DIGITAL III」(2009年8月発売)向け機能拡張ファームウェア第四弾を、それぞれ2011年3月28日(月)にリリースいたします。


 機能拡張ファームウェアは、お客様登録時のアンケート情報などを通じて数多くのお客様からいただいたご意見・ご要望なども参考にさせていただきながら、すでにお買い上げいただいた「GXR」、「GR DIGITAL III」に、新しい機能や設定可能な項目等を増やすことで、さらに性能、使い勝手を向上させ、最新の機能にアップデートするものです。

 「GXR」は、ボディ内部に撮像素子を持たず、「レンズ、撮像素子、画像処理エンジン」が一体となったカメラユニットを、ボディにスライドイン・マウント方式で着脱することにより、レンズ交換ができる画期的なユニット交換式カメラシステムです。


 「GR DIGITAL III」は、2007年11月に発売した「GR DIGITAL II」の後継機で、開放F値1.9の大口径レンズを搭載し、高い画質をコンパクトなボディで実現しています。


 機能拡張ファームウェアおよび機能の使用説明書は、リコーウェブサイト上から無償でダウンロードしていただけます。


1.GXR 機能拡張ファームウェア 第三弾

<全カメラユニット共通の拡張される機能>

(1)ひと味ちがう撮影表現を楽しめる、シーンモードを追加
  手軽に多彩な撮影表現を楽しめるシーンモードを追加しました。ソフトフォーカス、クロスプロセス、トイカメラ、ミニチュアライズ、ハイコントラスト白黒の全5種類のモードを追加。シャッターボタンを押すだけで、ユニークな一枚に仕上がります。

(2)AE/AFターゲット移動の方法に追尾ターゲット機能を追加
  被写体の特定の部分で露出やフォーカスロックができるターゲット移動機能に追尾ターゲット機能が追加されました。カメラが被写体を自動で追尾してターゲット位置を合わせ続けるので、撮りたい瞬間にピントを合わせて撮影ができます。

(3)AE/AFターゲット移動時のリセット/キャンセル機能追加
  AE/AFターゲット移動時に削除ボタンを押すことで、画像モニター中央位置に復帰、さらにもう一度削除ボタンを押すことでターゲット移動モードから抜けます。

(4)ターゲット移動した位置を中心に拡大再生する機能を追加
  再生画面拡大時、撮影時にAE/AFターゲットを移動した位置を中心に拡大することができます。


<GR LENS A12 28mm / GR LENS A12 50mmカメラユニットのみで拡張される機能>

(5)ズームボタンに露出補正、ホワイトバランスを割り当てることが可能となりました。
  キーカスタム設定でズームボタンに露出補正、ホワイトバランス機能を割り当てることが可能となりました。


2.GR DIGITAL III 機能拡張ファームウェア 第四弾

<拡張される機能>

(1)被写体追尾AF機能を追加
  シャッターボタンを半押しして追尾対象を設定すれば、カメラが被写体を自動で追尾してピントを合わせ続ける被写体追尾AF機能が追加されました。

(2)Fn.ボタンに「AF/被写体追尾AF」切り替え機能を追加
  Fn(ファンクション)1 またはFn2 ボタンに登録できる機能として、[AF/被写体追尾]が追加されました。フォーカス方法をマルチAFまたはスポットAF、被写体追尾AFに設定している場合、フォーカス方法をマルチAFと被写体追尾AF、またはスポットAFと被写体追尾AFに切り替えられます。

(3)シーンモード時にADJ.レバーで設定変更可能な機能の追加
  ダイナミックレンジダブルショット、クロスプロセス、ハイコントラスト白黒などのシーンモード時に、ISO感度や画質などの設定がADJ.レバーで変更できるようになりました。

(4)ホワイトバランス手動設定取込エリアの選択機能を追加
  ホワイトバランスを手動設定する場合に、ホワイトバランスの基準として読み取るエリアを「全域」または「スポット」から選択できるようになりました。

(5)セルフタイマー撮影時の電子水準器の表示
  セルフタイマー撮影時、セルフタイマーのスタート後も電子水準器が表示されるようになりました。