ニュースリリース
2010年5月17日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、高画質コンパクトデジタルカメラ「GXR」(2009年12月発売)向け機能拡張ファームウェアの第一弾と、「GR DIGITAL III」(2009年8月発売)向け機能拡張ファームウェア第二弾を、それぞれ2010年5月19日にリリースいたします。
機能拡張ファームウェアは、お客様登録時のアンケート情報などを通じて数多くのお客様からいただいたご意見・ご要望なども参考にさせていただきながら、すでにお買い上げいただいた「GXR」、「GR DIGITAL III」に、新しい機能や設定可能な項目等を増やすことで、さらに性能、使い勝手を向上させ、最新の機能にアップデートするものです。
「GXR」は、ボディ内部に撮像素子を持たず、「レンズ、撮像素子、画像処理エンジン」が一体となったカメラユニットを、ボディにスライドイン・マウント方式で着脱することにより、
レンズ交換ができる画期的なユニット交換式カメラシステムです。
「GR DIGITAL III」は、2007年11月に発売した「GR DIGITAL II」の後継機で、開放F値1.9の大口径レンズを搭載し、高い画質をコンパクトなボディで実現しています。
機能拡張ファームウェアおよび機能の使用説明書は、リコーウェブサイト上から無償でダウンロードしていただけます。
1.GXR 機能拡張ファームウェア 第一弾
<拡張される機能>
(1) | ノイズリダクション性能が向上 |
ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加しました。「MAX」選択時は画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行いますので、暗い場所での 画質がより一層向上します。 |
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(2) | シーンモード夜景・遠景でノイズリダクションを追加 |
SCENEモードの中の夜景・遠景でのノイズリダクションを設定できるようになりました。 | |
(3) | [ADJ. ISO ダイレクト変更]機能を追加 |
セットアップメニューに追加された[ADJ. ISO ダイレクト変更]機能を[ON]に設定すると、撮影が可能な状態のとき(シャッターボタンを半押し中)にADJ.レバーを左右にたおしてISO 感度を変更できます。 | |
(4) | ホワイトバランスの「白熱灯」が2種類に |
従来「白熱灯」のみだったホワイトバランスが「白熱灯1」、「白熱灯2」の2種類になりました。「白熱灯2」では、「白熱灯1」に比べてやや赤味を残して撮影するもので、従来の「白熱灯」設定と同等になります。 | |
(5) | シャッタースピード自動シフト機能を追加 |
シャッタースピード優先モードで、露出オーバーまたは露出アンダーになるような場合、設定をONすることにより、適正露出が得られるシャッタースピードになるよう自動的に調整します。 | |
(6) | フラッシュ、セルフタイマー選択がアップダウンダイヤルで可能に |
アップダウンダイヤルでも、フラッシュやセルフタイマーの設定変更が可能となりました。 | |
(7) | マイセッティング編集でズームポジション変更 |
マイセッティング編集でズームポジションを変更することができます。 (RICOH LENS S10、RICOH LENS P10使用時) |
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(8) | マクロAF距離制限を追加 |
GR LENS A12 50mm F2.5 MACROでのマクロ撮影時に撮影距離(オートフォーカスのピントが合う距離)を10-30cmと7-10cmで選択可能とし、AF速度が向上しました。 | |
(9) | フォーカスリング高速移動(GR LENS A12 使用時) |
マニュアルフォーカス時にマクロボタンを押している間は、フォーカスリングの移動速度が高速になります。 | |
(10) | 詳細情報表示、Exifにカメラユニットの情報表示を追加 |
詳細情報表示とExif情報にカメラユニットごとにA12、S10、P10のカメラユニットの情報が表示されます。 | |
(11) | セットアップメニュー ファームウェアバージョン情報表示を追加 |
セットアップメニューに、ファームウェアバージョン情報表示項目を追加しました。 |
2.GR DIGITAL III 機能拡張ファームウェア 第二弾
<拡張される機能>
(1) | ノイズリダクションの性能が向上 |
ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加しました。「MAX」選択時は画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行いますので、暗い場所での画質がより一層向上します。 | |
(2) | オートブラケットの設定項目を変更 |
最大2.0EVまでの露出差でのオートブラケット撮影が可能になりました。また、変更の順番をショットごとに設定することも可能です。 | |
(3) | 撮影画像のトリミングが可能に |
再生した画像をトリミングして、別のファイルとして記録することができるようになりました。画像の縦横比を「1:1」でトリミングすることも可能です。 | |
(4) | ホワイトバランスの「白熱灯」が2種類に |
従来「白熱灯」のみだったホワイトバランスが「白熱灯1」、「白熱灯2」の2種類になりました。「白熱灯2」では、「白熱灯1」に比べてやや赤味を残して撮影するもので、従来の「白熱灯」設定と同等になります。 | |
(5) | シャッタースピード自動シフト機能を追加 |
シャッタースピード優先モードで、露出オーバーまたは露出アンダーになるような場合、設定をONすることにより、適正露出が得られるシャッタースピードになるよう自動的に調整します。 |