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ニュースリリース

ユニット交換式カメラシステム「GXR」専用ユニット2機種を開発

2010年2月23日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、2009年12月18日に発売したユニット交換式カメラシステム「GXR」の専用カメラユニット2機種を新たに開発し、その概要を発表します。

 「GXR」は、レンズ、撮像素子、画像処理エンジンが一体となったカメラユニットをボディに着脱することで、レンズ交換ができる画期的なユニット交換式カメラシステムです。また、そのユニークな特性を生かし、カメラユニット以外にもユニットを交換することで、さまざまなデバイスに発展する可能性を検討しています。

 今回発表するのは、昨年「ボディ」と同時に発売されたカメラユニット2機種に続く、2機種のカメラユニットです。

1. 製品名 カメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC*」(仮称)
リコー独自のノイズリダクション機能と裏面照射型CMOSセンサーの搭載によって暗いシーンから明るいシーンまで、高い画質により表現領域を拡大しました。
光学10.7倍(28~300mm)の広角・高倍率ズームを搭載し、120コマ/秒の超高速連写に加え、RAW記録、9段階で調整できる画像設定、マルチターゲットAFなど豊富な機能を盛り込んでいます。
2010年夏発売予定
* VCはリコー独自開発のブレ補正機能(Vibration Correction)を搭載したユニットであることを表す略号です。

2. 製品名 カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」(仮称)
新開発の28mm単焦点GR LENSを搭載、高い解像力、描写力を実現しました。
23.6mm×15.7mm(APS-Cサイズ)のCMOSセンサーを採用。画像処理エンジン「GR ENGINE III」との組み合わせで、なめらかな階調性を実現すると共に、高精細かつノイズの少ない高画質画像の撮影を可能としました。
フォーカスリングを回してピントを微調整することができるマニュアルフォーカスリングを装備しました。
2010年冬発売予定

 RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCは、「CP+ (CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)」(3月11日(木)~3月14日(日)パシフィコ横浜にて開催)に参考展示する予定です。

上記いずれの製品も、名称・仕様・発売時期は最終決定ではありません。
本ニュースリリースに記載のレンズの焦点距離は、全て35mm判カメラ換算値です。