国際協力などの経験が海外メンバーとの交流に活きている
- どんな学生時代を過ごしましたか?
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学業よりもバイトをする学生でした。進路を考える時期に差しかかったとき、このままなにも成し遂げずに学生時代を終えたくないという気持ちが湧き、勉強して大学院へ進学しました。大学院では、太陽電池などの半導体製品について研究し、国際学会での発表や海外インターンシップにも挑戦しました。
また、留学生の仲間と一緒に、国際協力の活動に参加しました。こうした海外経験は、日々協業している海外メンバーとのコミュニケーションにも活きていると感じます。
- リコーに入社しようと思った決め手は何ですか?
- 社会に変革をもたらすため、新しいことにも挑戦的な社風に魅力を感じ、入社しました。大学院では「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちで、学業や国際協力に取り組んできたので、リコーと私自身の思想がマッチしていると感じました。
アイデアがかたちになる。モノづくりの醍醐味を経験
- 仕事をするうえで心がけていることは?
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業務の各工程の担当者からどんな情報を求められるのか、どんな工夫をすれば正確に相手に伝わるのかをつねに意識して仕事をしています。
なかでも気をつけているのは、読みやすさやわかりやすさを意識した資料づくりです。最近は、人の視線の動きや法則について勉強し、情報のVisualize(可視化)にもこだわっています。担当しているモバイルアプリでは、ユーザーガイドやパンフレットのVisualizeも任せてもらえるようになりました。
- リコーで「はたらく歓び」を感じた瞬間はいつですか?
- 自分が提案した企画や機能が採用され、それが実際に国内外で使われているのを見たときです。この喜びはモノづくりの醍醐味でもあり、難しいことにもどんどんチャレンジしていこうというモチベーションにもつながりますね。
- リコーの強みはどこにあると思いますか?
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拠点数と顧客数の多さだと感じています。これまでリコーが培ってきたビジネスは世界で200以上の国と地域に展開され、140万社以上の顧客に価値を提供しています。
現在のリコーは「印刷機器メーカー」という枠を超え、デジタルサービスをはじめ、DXを推進する会社へと生まれ変わっています。これはお客さまに新しい価値を提供できるチャンスで、会社の将来性も感じさせます。
新しいモノやサービスをつくるのに努力を怠らない仲間がいる
- リコーのいちばんの魅力を教えてください。
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いちばんの魅力は働いている「人」です。私が関わる社員は、共通して、思いやりと温かみを持った人ばかりで、それがモノづくりにも活かされています。
リコーの製品やサービスは国内外に広く展開されるので、その分、お客さまに安心して使っていただくための工夫や努力をし続ける、強い思いを社員全員が持っているように感じています。また、その思いを持った人がいる限り、リコーの製品やサービスの価値は上がり続けると信じています。
- 職場はどんな環境ですか?
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経営や企画の業務を担当する部署ですが、メンバーのバックグラウンドは、機械系、電気系、情報系や経営工学などさまざまです。新しいモノやサービスをつくることに面白みを見出す人たちがたくさんいます。以前、グループでリコーのサービスの将来像についてディスカッションしたところ、時間を忘れて盛り上がってしまうほどです。
自分はまだ経験が浅いのですが、先輩たちが気に留めてくれるので、失敗を恐れず、挑戦できる環境でもあります。
- 実際に利用していて、満足度の高い福利厚生や働き方に関する制度はなんですか?
- 会社や自宅に限らず、リゾート地や帰省先など環境の良い場所で仕事をする「ワーケーション制度」です。実家に住んでいる親が病気になり、どうしても看病が必要になったときがありました。その際は実家に帰省し、ワーケーション制度を利用して仕事と看病を両立することができました。